商経アドバイス11月19日号より http://www.syoukei.net
主産地もマル政買入れ対応に苦慮
全農配分受け出荷調整 一般契約・農協直売削減
選挙を意識した自民党が大慌てで農水省を急き立てて決定に持ち込んだコメ緊急対策だが、米価の回復を求めて強く要請した農協系統組織内部からも不満の声が出ている。19年産の政府買入れ34万トンについて全農から配分数量を提示された県本部・経済連の多くは、集荷数量が減少し、銘柄別の販売見通しもつかない中での市場隔離に困惑の色を隠せない。基本的には一般契約(相対取引)の圧縮による対応だが、農協直売分を削り込む方針の県もあり、内部の出荷調整は難航しそうだ。生産調整達成県からは配分方法を批判する声も上がる。また10万トンのエサ処理では、全農がふるい下米(くず米)を充てるため出荷停止を指示しており、とう精・販売業者が一斉に反発している。
(後略)
やらないよりはマシだろ、といった政府買入れですがまあ現場では困ってるようで。
どうも、政府が買い入れる数量を各県のJAに強制的に押し付けてるそうで、それ自体はともかく話が急すぎるのが困ってるみたい。もっとも急じゃないと緊急対策にならないんで・・・という理解はあるようですが、そもそもJAに集まってる米が少なくなってるので在庫に余裕がなく、おかげですでに販売先が決まってる米を政府買い入れのほうに回さなければいけない自体も発生しているらしいです。つまり実は、米の販売に力を入れて頑張ってるJAほど困ってるとか。
まあ、じゃあどうすりゃよかったんだ、ってなもんですがそもそもJA集荷が鈍ってるのは全農のせいですからね。売り先決まってる、と言ってもJAの事だから末端の米屋に無理やり押し付けた部分もあるんでしょ。JAにはあんまり同情できないなぁー
ところで私は商経アドバイスって新聞をよく引用して紹介してますけど、この新聞面白いんですよ。なんか、すっげえ辛らつな事書く態度がすごい。コメ業界の新聞としてはほかに全国農業新聞なんてのがありますが、これはもう農協新聞と言ってもいいほどで、JAべったり礼賛新聞ですから。
今回の記事、1行目なんかすごいよね。
> 選挙を意識した自民党が大慌てで農水省を急き立てて決定に持ち込んだコメ緊急対策だが、
なんて普通の新聞では絶対ありえないですよ。これほんとに書いてるんですよ(笑
koume