内金って仮渡金のことね。
コメ内金1万円に引き上げ方針、価格下落対策でJA全農
全国農業協同組合連合会(JA全農)は24日、コメ価格の下落対策として、集荷時に農家に払う内金が60キロ・グラム当たり1万円未満の主要銘柄について、1万円に引き上げる方針を明らかにした。
JA全農が集荷期間中に内金を引き上げるのは初めて。JA全農の柳沢武治会長が同日の自民党・農業基本政策小委員会で表明した。
JA全農グループは、2007年産米から、内金を引き下げ、販売価格の見通しがたった段階で追加金を払う制度に変更し、内金の目安を60キロ・グラム当たり7000円とした。06年産米と比べると、地域によっては内金が5000円も引き下げられたケースもあった。
内金は、市場で「コメ価格の下限」と見られていただけに、引き下げは価格下落の一因になったと指摘されており、全農は異例の引き上げに動いた。全農によると、1万円未満の主要銘柄は関東近県など10程度という。 また、この日の自民小委の終了後、西川公也委員長は、政府に買い上げを求める備蓄米の量を34万トン以上とし、備蓄量を適正水準の100万トン以上にするよう要請する考えを示した。
これ、自分の家に入ってる新聞には載ってなかったんですよね。ゆうべ外に出てて、たまたま出先で読んだ讀賣新聞で見つけました。
下げられて文句言って、上げても文句言うのか、とか突っ込まれそうですが、けどやっぱりどう考えても泥縄的で、ポジティブに捉えられませんよ。
だいたい、今さら上げても、JAに裏切られたという事実は消えませんからね。今上げたのも、本当は7000円でもいけたはずなのに、農家の我侭に抗いきれなかったという恩着せがましさまで(邪推かもしれませんけど)透けます。
先日聞いた話ですが、新潟の農家には来年からJAを離れて商系に米を出すという人が増えるようです。新潟では春の段階で、1俵あたり5000円の契約金を出していたそうです。そして、その時点ではおくびにも出さなかった仮払金の大幅減額を突然押し付けてきた行為は、裏切り以外の何物でもないとして怒りを覚えた農家は多かったのです。契約金をもらったからには、今年はしょうがないが、来年からはもう付き合えないと。
今さら仮払金を上げても、裏切りした事実は消えません。来年以降も同じ事は普通にありえるということです。しかも、新米シーズンはとっくに始まっており、小売店ではすでに値引済みの米が販売されています。こんな近いうちから、米の小売価格を値上げできるのでしょうか?
全農は、差額分をかぶる気はあるのでしょうか?とてもじゃないけど、そんな姿は想像できません。全農の事を、未だに信用している農家などもういないでしょう。
koume