背骨骨折中さんから頂いた数コメントについて、思ったことです。まあ感想。背骨骨折中さん、いつもコメントありがとうございます。
http://ameblo.jp/vin/entry-10045236690.html#c10065024433
昔の妊娠・出産は10~20代が当たり前で、30代すぎたらもうおばあちゃんだったんですよね。それが今では妊娠・出産期は20~30代に移り、40代の妊婦も出ている。日本人の栄養状態も良くなって身長が伸びたり体格もモデル並になったりしてますが、生殖能力とか基礎体力とか体の根本的な基盤みたいなものはあまり変わらない。
そして染色体異常や障害の出現率も大体5%ぐらいでずっと変わってないわけです。障害者の親から障害児が生まれる割合も1割程度だったと思います。ついでにいうと聴覚や視覚、肢体不自由といった障害は、結構医療費はかからないもんです。年金や補助装置の補填金で税金食ってるけど(一応私も障害持ちです)。先天性心疾患の多いトリソミーは医療にかかる機会が多そうです。染色体異常は多くが生後一年以内に亡くなるそうですが(ソースはwikipedia)、せっかく授かった命、余命短いと分かってても生きている限り一緒に頑張りたい!とかいう親は多いそうですね。私はそういうのが嫌いなので、虫唾が走ります(^^; 植物状態の人をずっと病院で延命させているのと同じように感じます。それもまた医療費の無駄だと思います。私はまだ独身だし、親類の看護などにも付き合ったことがないのでそう言えるだけかも知れませんが。
また医療の高度化や寿命の延長といった事実によって、世間は、我々は病気になっても治してもらえる、病気になったら救うのが当たり前、お産も母子ともに無事に生まれて当たり前、技術があるのになんで死ぬんだ、みたいな風潮が出てきたように思います。
妊婦の高齢化も、寿命が延長したから30代、40代になっても普通に大丈夫だろうみたいな認識があるのかもしれません。背骨骨折中さんも指摘しておられたように、高齢出産のリスクについての情報啓蒙はとても少ないですが、高齢妊娠のリスクを認識しているならわざわざ高齢で産もうとしないはずです。もちろん仕事関係で仕方なくこうなった、という世間的事情もあるでしょう。でも流産の原因のほとんどが染色体異常で、高齢になるほどその確率は高くなるってことも知っている人は少ないんじゃないかなぁ。35歳を過ぎたら男性の不妊率も今までの2倍になる。某産婦人科の教授は「安全に妊娠・出産できる年齢限界は35歳以下ということを認識してほしい」と述べ、高齢出産の増加に警鐘を鳴らしています。私は今20代後半で、早く産まないとなぁ~って思っていますが、同世代の友人(既に結婚している)は、まだ要らない~30すぎてから産む~とか結構悠長です。高齢で産んだら、自分もある程度長生きしないと、65歳過ぎても仕事しないとみたいな余裕のなさとプレッシャーがあると思うぞ(笑
不妊治療で生まれてくる「子供の福祉」という観点 http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_8585.html
飽食社会で体力は減り、脂肪のつきやすい生活になりました。妊婦は病院から妊娠中の食事管理や運動について指導があると思いますが、それだけ出産には厳しい自己管理が必要です。自己管理の出来ない妊婦は助産院から出産を断られることもあるそうです。ちゃんと自己管理が出来ている妊婦がどれだけいるかは分かりませんが多分少ないでしょうし、これも出産事故の増加や医療現場の忙しさと関連しているでしょう。ところで妊婦は牛乳やチーズなど乳製品は控えなきゃいけないみたいですが、本当だったら私にはつらいなぁ(笑
また、核家族や1人暮らしが増えたことで、昔みたいにおじいちゃんがおばあちゃんが生活の知識を教えてくれるとかそういうのがなくなったことも小児やお産関連の救急が増えた原因のひとつじゃないかと思います。子供はちょっとしたことですぐに熱が出るからこれは大丈夫だとか、腰を冷やすなとか、経験に基づく教えは結構重要だとと思う。
飛び込み出産はモラル云々の話ですが、医療崩壊は情報化社会・飽食社会の弊害のひとつなのだなと感じます。情報の氾濫は正しい情報の選択が難しくなるし、盲目的・盲信的になりやすいし、患者サイドが知識不足になって一方的な考えになるのも仕方ないのかもしれません。しかしフードファディズムもそうですが、ほんの少しでも立ち止まって科学的に考えれば分かるような簡単なことでもあります。これは数学と理科をしっかり教えましょうというkoumeのコメントに帰するわけなのです(笑
脈絡のない文章になりましたが、いろいろ考えてたらこうなってしまったってことで(^^;
suzu