新潟日報より、新潟県でダムを利用して日本酒を貯蔵するという。ダムを利用することによって、日本酒に何らかの価値や美味しさが付加されるとは思わんが、電気を使った冷蔵庫を使用するより自然を利用した方が資源的には良いだろうね。そこまで運ぶのに要する燃費がどのくらいかかるのかは分からんが。
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ダムのトンネルで日本酒熟成
南魚沼市のボランティアグループ「しゃくなげ湖畔を楽しむ会」(石坂浩会長)はこのほど、国土交通省三国川ダム(同市清水瀬)の地下100メートルにあるトンネルの一角に地元産の新酒を貯蔵し、熟成させるユニークな取り組みを始めた。一定の室温の中でしばらく眠らせた日本酒は、まず地元住民らに味わってもらうことにしている。
同ダムは「地域に開かれたダム」として、同会などがダム湖(しゃくなげ湖)周辺で新緑ウオークを開くなど観光資源としても活用されている。地酒の貯蔵はダムを利用し、新たな価値をつくり出すのが狙い。同ダム管理事務所によると、国のダムを利用した酒貯蔵は全国でも珍しいという。
貯蔵場所となったトンネルは「監査廊」と呼ばれ、ダムの検査などに使われている。ここに地元の青木酒造と八海醸造の新酒の瓶(720ミリリットル入り)各36本を運び込んだ。
トンネル内の室温は季節を問わずほぼ12度で一定。普段は暗く、振動もほとんどない。同会メンバーで貯蔵を企画した青木酒造の青木貴史社長は「トンネル内は熟成条件に適している。新酒のころにある味の荒々しさがとれて丸みを帯び、うまさが増すと思う」と期待している。
貯蔵した酒は今年10月末ごろに取り出し、蔵開きを行う予定。石坂会長は「評価が高ければ、来年以降も量を拡大していきたい」と話している。
新潟日報2007年6月1日