先日、農家は独自の栽培技術を持っていたりする と書きましたが、結果が出たものがあるので紹介します。まあ自慢ですが(笑
苗床とは移植苗を作る際に一番下に敷く土のことですが、現在の苗床は大部分が単なる土です。普通の土を使ったり粒状の加工土を使ったりという違いはありますが。
しかし従来の苗ではものすごく重くて作業効率も悪いので、うちでは独自の苗床を失敗もしながら、開発してきました。
それがやっと日の目を見れた(笑
農家にとって腰痛は職業病ともいえるほどで、特に高齢者はしんどい。これから夏に向けてつらい除草作業が待ってるわけで、苗の運びと田植え時ぐらいは少しでも楽にやりたいものです。
ちなみに商経アドバイスとは、米の取り扱い・販売業者向けの業界紙です。
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商経アドバイス 平成19年5月21日
発酵籾殻で「軽がる苗床」
作業負担を大幅軽減 石川のコメ農家が開発 健全・良質な苗作りに
40年以上にわたる苗作り、コメ作りの経験を生かし、健全・良質苗の育成と作業性の良さの両面から「こんな床土があったらいい」という理想の苗床作りを追求してきた○○さん。熟成発酵させた籾殻堆肥を培土に使う取り組みは10年以上前から実践してきたが、籾殻100%では作業上の難点もあり、試行錯誤を重ねてきた。改良の結果、通常、床土に使われる赤土を一切使わず、発酵籾殻に独自の割合で粒状培土を混合した「軽がる苗床」を考案した。
これにより、重さが一般の床土の半分以下という軽量性に加え、既存の播種ラインや田植機がそのまま使える良好な作業性を備えた苗床の開発に成功した。軽量化によって、ハウスに苗を並べたり、田植時に畦から作業者に苗を渡したり、田植後の補植など苗にかかわる農作業負担を大幅に軽減。赤土を使わないため、苗箱や作業場の床に土がこびりつくこともなく、掃除もらくだという。
通常の殺菌済み赤土は無菌状態のため病原菌が繁殖しやすく、育苗過程でダコレート等の殺菌剤が必要だが、軽がる苗床は糸状菌による病気に強く、「殺菌剤のダコレートやタレガレン剤は不要」と○○さん。籾殻に含まれる多様な発酵菌の働きが病原菌の繁殖を抑え、健全な苗作りを可能にしているようだ。
「ダコレートだけで通常苗床1箱あたり35円かかる。安い床土を使っても薬剤経費で高くつくが、軽がる苗床なら、この部分のコストが不要になるだけでなく、殺菌剤による生育抑制もなくなり、良質の苗ができる」と話す。なお種子消毒はばか苗病予防のため通常通り行なうほか、地域によっては種籾の持込菌による病気も考えられ、それには個別対応している。
通常の播種機で種をまく際、軽がる苗床は種籾が弾まず、狙った場所にピタリと収まるため、播種ムラがない点も大きな特徴。根は籾殻だけにビッシリ巻きつき、「根張りの良さは一般の床土以上」。根張り、根がらみが良いため作業性も良好だという。
播種不要の作業体系も
(以下略)
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実は(以下略)の部分以下には結構ノウハウが書かれてあるのですが、とりあえず秘密です(笑)まあ新聞みりゃ書いてあるんですけど。
これで大もうけできないかな~(^^;;
koume