5月2日時点の話です。
wikipedia
は有名なオンライン百科辞典サイトで、私も軽い調べ物をする際はよく見ているのですが、少なくとも編集に参加するのはかなり以前にやめてしまいました。前は結構熱心にやっていた時期があったのですが。
そして最近、どうやら管理者の態度にものすごい偏りがあることが判明し、百科事典としての正確性・中立性についてほとんど信用できなくなりました。芸能人やスポーツ選手の来歴についてなんかは今でもよく見ますが、真面目な調べ物には不向きなようですね。
そう思うようになったきっかけはイオンド大学
の項目なのですが、まずイオンド大学とは何なのかと言うと、有名なディプロマミルの一つです。大学と自称して、博士等の学位を発行しているのですが、これは普通の意味での大学ではありません。なのでイオンド大学から発行された学位を持っていても世間では通用しません。何しろイオンド大学の登記は単なる株式会社であって、学校法人ではないのです。イオンド側は、学校としての活動はハワイ校が本拠だと主張しているそうですがハワイ校ももちろん非認定大学で、収益は0ドル、つまり活動の実態がないことが明らかになっています。日本法人は何をやっているのかというと、何故か健康食品の販売なんかをやっています。
イオンド大学の学位発行は単純に言って、お金を出せば○○博士と認めてくれるというもので、学位商法と呼ばれます。それこそ健康食品の宣伝なんかでこんな学位が悪用されることが容易に想像できたりして、どう見ても悪徳と言える存在です。先日は元議員のプロレスラーであるザ・グレート・サスケ氏にUFO研究家として名誉教授になってくれ(未知現象研究学部ユーフォロジー学科なんてのがある)とのオファーをしたらしいのですがザ・グレート・サスケってUFO研究家でしたっけ?
・・・というようなことが、しっかりした証拠もそろえてwikipediaイオンド大学の項目に書かれていたのですが、3月末ごろにイオンド大学側から名誉毀損がどうたらこうたらのクレームがつき、現在のこの項目は管理者の独断でイオンド大学側に不都合な事柄は一切削除され(ほとんど白紙化と同様)、しかも編集できない保護状態になっています。
ノートではさまざまな議論が行われていますが、読めばわかるとおり、イオンド大学側の人間と思われる1名が異様な発言を繰り返しています。イオンドに対する名誉毀損だ、という割には自分が他人を中傷することは別に構わないらしく、他のユーザーに対する中傷で何件もの削除依頼が起こっています。
が、wikiの管理者はイオンド大学からの依頼には即座に超法規的な対応をとる割には、個人のユーザーへの名誉毀損(明らかにイオンドに対するそれよりも酷い)はどうでもいいようで、現在既に20日以上もほったらかしです。
どうやらwikipediaは企業に対しては大甘に甘く、個人に対しては容赦ないようですね。
wikipediaの記事は、多数の編集者によってだんだんと正確になっていく・・・と以前は考えていたのですが、完全に間違った知識を持つ素人が間違った編集をしたりすることも常態化していて、いくら書いてもむなしさを感じるだけになってしまいました。農薬は第2次大戦中の毒ガス技術の応用だから、農薬による自殺者が絶えないのだなんていうバカ丸出しの編集をするやつが未だにいるんだもんなあ。消してもしばらくすればまた定期的にでてくるし。
koume