先日、Chakuwiki というサイトを見ていたら「公務員とは、Yes/Noの二者択一が出来ない人種である」と言う記述がありました。「と言うかYes/No以外の答えならほぼ無限に出力できる不思議な能力を持つ。」と続きます。確かにそういう印象があります。


 ところでふと考えると、農薬や食品添加物など化学物質を嫌う方々は正反対です。Yes/Noの二者択一しか出来ない。まあこれは、Yes/Noではなくてリスクを捉える問題で、「リスクがある/無し」としか考えられないと言うことです。


 過去に何度も書いていますが、リスクに100%と0%は原則として無いのであって、その量をこそ考えなければならない。充分少ないリスクなら存在していても問題は無い。もちろんそれはメリットとの天秤であって、全くメリットが無いなら低いリスクでも問題視されますが、充分大きなメリットがあるならリスクの量はそれにあわせて判断されます。自動車なんか日本国内だけでも毎年1万人を殺しながら走っているわけで。
 と言うわけで私はいつも、2分法にこだわるのはいけないと書いているのですが、全く反対の場面も確かにありますね。役人なんか、「弊害があるから、継続は難しいと言わざるを得ない」なんて、弊害の大きさも何もいわず(100%)、取り止めるとはいわない(?%)とかね。態度反転すればちょうど良いんですけど。


 こういうことを、難しくは「定性的な事柄は定量的に捉え、定量的な事柄は定性的に捉えなければいけない」と言います。


koume