強制的に取った夏休みを利用して、某農業法人にて農業研修を受けてきました。一週間だけなので、研修より体験と言った方が近いかも。対象は野菜。

たまたま日本農業法人協会のウェブサイト を見て、農業インターンシップのことを知ったのがキッカケです。


ちょうど、そこは全国一というくらい気温がピークの頃だったので、屋外での作業は一日で日焼けするぐらい大変でした。でも暑かったからこそきつかったのであって、作業自体は慣れればそれほどでもありませんでした。もともと体を動かすのが好きなので、そう感じられたのかも。


朝7:00から18:00頃まで作業してました。雨の日も、真夏日も。一番きつかったのは、畑に苗を植えていく作業だったカナァ。畑が広いから、もう腰が痛くて痛くて、おじいちゃんおばあちゃんの気持ちが分かった感じ(笑


感じたのは、農業法人も結局は会社で、農業技術云々よりも経営と営業が重要だということ。もちろん社員やバイトの確保も必要ですが、買ってくれる消費者がいなければ利益が出ないし、法人としての事務経理もある。そのためには優れた営業マンや経営マンが必要。収入を増やす→売る物を増やす→原材料を増やす→社員やバイトを増やす→人件費が増える→収入を増やす→・・・の繰り返し。その農業法人はすでに大きくてしっかりした会社になっているのですが、新たに加工食品を増やすと言ってました(栽培と加工を一貫してやってます)。情報誌も作り、都会のデパートでのイベント販売もしていたりと、営業の部分が大変そうでした。しっかりしたビジョンと人脈がなければ、とても農業法人はやっていけないだろうし、法人になるのも難しだろうなと思います。


農業法人で働くメリットとしては、現場で同世代の人たちと一緒に作業できること、すぐに農業に携われることでしょうか。私がいた野菜部では、3人の正社員と3人のアルバイトがいましたが、みんな同じ立場で意見しあいながら、おしゃべりしあいながら、楽しく作業していました。家族経営や法人以外の農家とかだとなかなか人を集められません。働きながら農業技術を学ぶことができるのもいいですね。


農業インターンシップは学生だけでなく、一般人も参加できるので、一週間だけでも是非参加してみたらどうでしょう。結構得るものも大きいですよ。


ちなみに、そこの農業法人が、「減農薬や無農薬栽培に意味はないと思ってる、しかし消費者がそれを求めているから仕方なくやっている」と言ってたのが印象的でした(笑) 「今は米や野菜そのものでは安すぎて儲からない、それよりは餅や漬物などに加工して販売した方がはるかに儲かる」とも。原材料が安く買い叩かれるのはどこの世界も同じですな。