「有機栽培」「減農薬栽培」などは過去にもかなり触れて、農薬は実はかなり安全なのですよと何回も紹介しましたが、そういうことをしっかり紹介しているページに出会いましたので紹介します。知ったのは結構前ですけど。


農薬のお話   http://members.at.infoseek.co.jp/gregarina/


 最初に見た日に、ほぼ全てのページを読みました。なるほどとすごく腑に落ちる話がいくつもあり感激しました。


 農薬は一般的には非常に危険なものであり、減らせば減らすほど安全であるという考えが浸透していますが実はこれは全くの間違いです。現代の農薬は恐ろしく厳しい検査と基準で作られており、実は、農薬ほど安全なものはほかに例を見ないと言えるほどです。
 なんて書くと、あまりのイメージの違いに驚くでしょうが、まあ昔は自殺のために農薬を飲んだり、現代でもそのまま飲めば絶対に助からない除草剤なんかもあるのですが、それらを使った農産物の毒性が増すのかといえばそれは全然別の話なのです。
 もちろん、目や口に入ると危ないものは使用方法や量などで厳重な規制がありますし、環境に対してもものすごい配慮がなされ、農薬というものは薬品全体を見回しても相当進んでいるといっても過言ではありません。


 例えば、オキシドールってありますね。2酸化マンガンに混ぜて酸素を作ったあれです。過酸化水素水。これは病院などで、消毒用に使われる、ものすごく安全なものです。これって、昔は農薬としても使用されていました。
 現在は使われていません。発がん性があるからです。病院で日常的に使われているものに発がん性があるのか?実は、「メチャクチャな量を摂取すれば発がん性が無いとは言えない」という程度で、普通に使っているならばもちろんがんにはなりません
 アメリカ産牛肉のときにも書きましたが、全てのリスクは量の関数であって、いかに強力な毒物でも量が十分少なければ毒ではなく(神経毒を除けば)、逆にいかに安全な物質でも量を過ぎれば毒です。アルコールが典型的でしょうか。塩だって、一度に大量に摂れば結構簡単に人は死にます。
 病院で普通に使っているものが、ダメと判定されるような基準で作られているのが農薬なのです。いかに農薬が安全か、という見本です。


 「農薬のお話」HPでは、「実は無農薬野菜の方が発ガンリスクは高い」など、農薬に対する誤解を晴らす内容が満載です。


 ところで、農水省では結構、農薬のリスクに対する誤解を晴らすような活動は盛ん(といっても、チラシを製作するくらいだけど・・・しかも一般人にはなかなか届かない)なのですが、NHKは絶対にそういう報道はしないというのがすごい。最近の農政は、例えばトレーサビリティ制度など、消費者に対して相当偏ったように感じる方向ですが、そういうことをすればするほど潜在的に「農薬が危険であるという誤解を認める」ようになってると思うんですけどね。


koume