と言っても、3000万円位する車のことではなくてワインのことなんですけど。


 この間、マリリン・メルローのことを取り上げたとき、価格を調べてみてびっくりしました。2000円を切ってたんですよね。定価は6000円(税別)なんですが。

 で、昨日たまたま、だいぶ以前にも取り上げたランボルギーニのワイン「トレスコーネ」を見て見ると、ある店ですごく安い! 驚いて3本注文しました(^^


 ワイン全般が安くなっているのを確認したわけではないので、これらがたまたまだということもとてもありうるのですが、ワインはさまざまな理由で価格が変動します。もしかしたら、明日がボージョレの解禁ということにも関係あるのかな?ボージョレでワインに注目が集まる時期を狙ってワインの販売を拡大しようとか。そういう方法は無くはなさそうです。
 
 ワインはヴィンテージによって、品質はもちろん価格もかなり変動するのはよく知られています。農産物ですから、ぶどうの出来の良し悪しで品質が変わるのは自然なことですし、その年の天候によって米や野菜の価格が恐ろしく揺れ動いたりするのは、農家としてまったく日常的にきつく感じています。まあ、ワインの場合は米とは違って、豊作の年のほうが価格が高くなったりもするんですけど。


 またワインは輸入品ですから(国産のもあるけど)、世界経済や情勢の影響も強く受けます。具体的には為替レートですけど、3年位前だったか、ユーロが高騰してヨーロッパのワインの価格がやたら上がった時期がありました。やまやなんか、その時期は意識的にヨーロッパのワインの輸入を抑制して、ニューワールドのワインばかり重点的に入れていた時期がありました。レートは信用によって変動する、ということは今のフランスの暴動だって影響が無いとはいえません。


 できるだけ安い価格で買いたいと思う消費者の考えは当然ですが、学生・未成年以外のほとんどの消費者は同時に労働者でもあります。給料を出来るだけたくさんもらいたいという考えも一方には当然のようにありますが、この考えは「出来るだけ安く商品を買いたい」という考えと対立します。
 普通はこの両者の間でバランスが取れている(あるいは、取ろうと日々努力する)のが社会経済というものですが、最近とみに、「安く買いたい」の考えに死ぬほど傾いているような感じがします。本当は、安いものばっかり買っていたら給料なんて上がらないと思うんですけどね。まあ、30%引きのワインを買って喜んでいる人間のせりふではありませんが(^^;


koume