聞いたことあるようなないような、ミルキークイーン。


ミルキークイーンとは、農林水産省のスーパーライス計画の中で改良に改良を重ねて生まれた「低アミロース米」です。かのコシヒカリの突然変異米でもあります。でんぷんの構造にはアミロースとアミロペクチンがありますが、コシヒカリやササニシキなどのうるち米はアミロースを20%ほど含みます。対して、もち米はアミロペクチン主体です。この違いは主に粘りと歯ごたえとして表れます。詳しくは→コチラ


ミルキークイーンはもち米とまではいきませんが、低アミロースなので、うるち米よりもややもちもち、てかてかとなるわけです。炊いてから時間が経ったり冷めてもおいしく食べられるという性質があるようで、おにぎりやお弁当のご飯に適しているそうです。また、他のお米と混ぜることで、より一層味を向上させる部分もあるとのことです。


実際にはどーなのか。

koumeさんとひょんなことでミルキークインの話題になり、koumeさんちでミルキークイーンも育てているということでタダで分けてもらいました(^^)v 私は茨城産コシヒカリを食べてますが、それとのブレンド率を変えつつ、ミルキークイーンを食べた感想です。


1.コシヒカリ:ミルキークイーン=7:1(12.5%)

 水量は通常通り。炊いてるときや炊いた後に、もち米の炊き上がりのような香りがしました。食べてみると、コシヒカリの旨みに加えて、もち米独特の甘みに歯ごたえが感じられました。そして何より一番違いが感じられたのは、冷めてきたときでした。コシヒカリだけだとやや淡白なのですが、このときは冷めてくるともち米の甘みが強くなってきて、熱々ご飯よりも美味しかったのでした!多分熱々のときは洗い落としきれなかったヌカの香りが強くて、それに隠れてしまってるのだと思います。確かに弁当に向きますね。


2.コシヒカリ:ミルキークイーン=3:1(25%)

 炊き上がった米の表面はコシヒカリのときよりも、つやつやてかてかになってました。味や香りは12.5%のときと同じくらいです。水加減を少し減らすと、やや締まった米になってますますもち米に近くなっていました。私はもち米ご飯が好きなので、この時点でミルキークイーンに惚れました(笑) 冷めたご飯だけでも食べてしまうぐらい美味しいです。


3.コシヒカリ:ミルキークイーン=1:1(50%)

 25%のときと大体同じ。もち米の香りが強くなってきたことぐらいかな。


4.コシヒカリ:ミルキークイーン=1:3(75%)

 ここまでくると、炊きたての熱々ご飯でもはっきりともち米の香りがしてきました。食べると、もち米を食べてるときのような甘みがあるが、あの歯ごたえがない、って感じですね。もち米はしゃきしゃき、ぽりぽり?ってぐらい歯ごたえがありますが、そこまでではないってかな。食べた感触はコシヒカリなのに、もち米の味がするのが不思議でおもしろいです(^^) これは50%割合以上から表れてきました。


5.コシヒカリ:ミルキークイーン=0:1(100%)

 確実にもち米であってもち米ではない、ですね! 冷めると甘みが強くて美味しいです。


12.5%入れただけでもち米のニュアンスが感じられ、かつ冷めても十分美味しいので今は12.5~25%で炊いています。味が向上するので、健康のために玄米も加えたり。ミルキークイーンの偉大さを忘れないために、たまにはコシヒカリだけも食べながら・・・(笑

koumeさんちのミルキークイーンは契約栽培なので、今は販売していないようですが、冷めても美味しいところはいやさか米 でも味わえます(^^

・・・ん、じゃなんでいやさか米を食べないのかって? 完全に商品なのでタダでもらえないから(爆死