農業白書 自給率向上を訴えるが 読みました。何が言いたいかの内容はいまいち意味不明瞭ですが、大筋では納得できるかと。


 ひとつ、特に注目したい部分はここです。


> 農業はなにをよりどころにすればいいのか。白書は、保水など
> 国土保全に貢献する農業の多面的機能の貴重さを説く。また安
> 全な食に対する消費者の関心の高まりを考えれば、輸入物に比
> べて割高な国産であっても安全性で共感が得られるとする。


 「国土保全に貢献する農業の多面的機能」が本当に貴重だと思ってるなら、そういうことをしている農家に国からお給料をください、と言いたくなります。
 国土保全の仕事は本来、国家の役目です。農家が国土保全の仕事をしていると言うならそれはある意味農家=国家公務員なのですが、私たちが加入している年金はあくまで国民年金であって、非常に有利な共済年金に加入する権利はありません。あったりまえですが。農家に退職金はありませんが、65歳から貰える年金は一ヶ月に7万円程度です(05年現在)。「政治家は退職金がないから、手厚い議員年金をもらっているのだ」とほざいた政治家が以前いましたが、農家に限らず自営業者にとってそんなことは当たり前じゃ
 話が脱線しましたが、国家保全とかの仕事を勝手に押し付けて、それが重要であるからぜひ農業をやってくれと言われても、以前書いたようにそんなものは単なる誤魔化しです。農家はボランティアで農業をやっているのではありません。


 また、国産農産物の自給率を上げるということは結局のところ、海外からの食料の輸入量を減らすことに他ならないのですが、その辺はちゃんと調整できているのでしょうかね。海外からの農産物の輸入に対しては大きな関税がかけられていて、そのことに対する批判も大きいのですが、その批判は現在、国家レベルで無視できているのでしょうか?
 なんだか、その辺りは結構、外国に対して折れているのではないかと思えるのですが、まぁ関税をもっと上げるべきだ!とは思っていないんですけど、食料輸入量を増やしつつも国産食料自給率を上げるなら、国民の皆様全員にもっと食ってもらうしかありません


 農政はどうやら、国民総肥満化を推進しているようです。



 ・・・と上までをお昼に書いて、改めてウェブを見たら「環境直接支払い」 などというものがあるんですね(^^;

 こういうこと自体は特に反対するものではないです。まあ滋賀県の場合は、琵琶湖という一大水源を抱えているので、特にこういう面への配慮は厳しいという事情があるんですけど。

 全国的に、広まってくれると良いと思います。石川県では、こういうものの噂も聞いたことがないからなぁ

koume