私はイタリア・ワインが好きです。個人的なイメージですが、イタリア・ワインは安いものでも美味しく、そして楽しく飲めるワインだと思います。
 例えば代表的なものはキャンティ・クラシコですが、まぁキャンティ・クラシコはおそろしくピンキリなワインなので本来はこれをどうこうは言えないんですけど、しかし傾向的には果実味ガ強くて華やかな香り、しかし水っぽくなくしっかりしていて、ワインの楽しさを伝えてくれる楽しい、素敵なワインだと思っています。
 
 私が生まれて初めて飲んだワインはジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヴィラージュ(ヌーヴォーではない)の、ヴィンテージは確か96年で、2番目に飲んだワインはシャトー・ダッソーの94年。で、3番目に飲んだワインがイタリアのグロッティ・キャンティ・クラシコ というワインでした。
 当時、やまやの「おすすめのワイン」にランクインしていて、なんとなく買ったのを覚えています。当時はワインの知識なんか全然なかったし、選び方もよく分からず適当に選んだのですが、これはすごく良かったですね。たしかあまりに美味しくて、その頃、通算で5本くらいは買ったような気がします。今はもうやまやには売ってないし、よその店でも見かけたことはないので、今飲んだら果たしてそれほど美味しかったかどうかは分かりませんが、それでも思い出には残っているワインで、今もたまにイタリアワインコーナーで探してしまうワインです。価格は安くて、確か1200円くらいでした。
 当時の友達たちと飲むときもこのワインをよく持っていきましたね。ほとんどワインを飲んだことないヤツでも「おっ、赤ワインでもこんなのあるんじゃん。これなら飲めるわ」といって喜んで飲んでいたのを思い出します。
 
 それ以降キャンティ・クラシコは色々飲んでみたのですが、思い入れの強いグロッティ・キャンティ・クラシコを越えるものはそうそう無かったのですが、しかしそれでも「これはハズレだ」と思ったものは無かったですね。バカ安の居酒屋みたいなところにもワインならキャンティとAOCボージョレなんかはあったりして、とりあえずキャンティを頼んでおけば無難なのでした。そういうところにあるボージョレはホントに不味かった


 グロッティ・キャンティ・クラシコのあとに感激したイタリア・ワインといえばやはり、以前記事でも紹介した「トレスコーネ・ラ・フィオリータ」 です。ランボルギーニのワイン、と言うことで最初はほとんど話のタネとして買ったんですが、価格の割にはやたら高品質ですごく驚きました。とにかく単純に、美味い!あれこれうんちくを付けずとも、飲めば一発で分かるその美味しさ。素直に「美味しい」と言えるワインです。


 もちろん、安いワインばかりがイタリア・ワインではありません。私は以前、友達を集めて「イタリア・ワインの会」をやったことがありますが、そのときに出したワインは「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ビオンディ・サンティ」 と、「ルーチェ」のセカンド・ワイン「ルチェンテ」 です。どちらもはっきり言って高いワインで、特にビオンディ・サンティはイタリアでも最高ランクに位置するものすごい作り手のワインで相当お高いものなんですが、困ったことに、これ飲んだとき、まだ熟成しきってなかったんですね(^^;ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはもともとかなりの長期熟成タイプのワインですから、本来は20年は寝かせるべきだったのですが。でも、それでもさすがの風格と言うか、貫禄を感じさせるワインでした。

 しかしむしろ、若すぎたビオンディ・サンティよりも好評だったのはルチェンテで、これは重量感がありながらもイタリアワインらしい華やかさ、楽しさも感じさせて美味しいワインでした。当時、ワインはほとんどやまやで買っていて、このルチェンテもやまやで買ったのですが、最近やまやは品揃えが寂しくなって悲しい限りです。
 余談ですが、以前はやまやでしょっちゅう買えたのに今ではほとんど見かけなくなった、
 アルマヴィヴァ
 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー
 パヴィヨン・ブラン・ド・シャトー・マルゴー
 ルチェンテ
 をぜひ以前のように5000円で販売してください、やまやさま( ̄人 ̄


 イタリア・ワインは、白ワインだけはあまりおすすめじゃないんですけど、赤ワインは初心者にもおすすめで、高級なものもとても美味しく、奥が深い分野です。今紹介した以外にも、GAJAなどすごい作り手はいっぱい、陽気な酒・イタリアワインは楽しい席にぴったりです

koume