ほんとは、甘口赤ワインのことでも書こうかな~と思っていましたが、あまりに唖然とした事があったので短めに書きます。


 本日5月15日、フジ系で午前11時45分からの5分間番組で、構造改革について取り上げ、農林水産大臣と称する島村宜伸というおじさんが農政改革について喋っていました。米の配達からちょうど帰ってきた時間で、テレビを点けたらたまたま写ったので、途中から見ました。
 農産物の自給率を上げるためにはどうする?というテーマで、言うことには、
 お米は95%、野菜は82%の自給率があるので、それだけを食べているなら全く心配はない。問題は食生活の欧米化により肉などの消費がどんどん増えていることで、消費の主役を米や野菜に持っていくような方策を採ることが大事だ


 なんだか突っ込み所が多すぎて、このおじさんは本当に農林水産省の関係者か?と疑いましたよ。

 まず、以前書きましたが、お米の自給率が今は高いからと言っても、米農家のメイン世代は現在ほぼ60代70代で、10年後にはもちろん70代80代です。この人たちは当然リタイア。その息子たる40代50代の人たちはほとんど農業は手伝い程度で、おじいさんがリタイアしてしまえば農業は廃業。つまり、10年後には農家は激減します。おそらく予想ですが、10年後には米の自給率は50%を切ります


 野菜の自給率が82%?野菜にもいろいろあるんですが、芋の自給率は高いかもしれないけど、野菜と全部一緒くたにされるとどうも問題の隠蔽に見えて仕方ないですねえ。


 んで、消費を増やすことがなぜ自給率の向上になるのか?風を吹かせて桶屋を儲けさせるのが政治なら、私が今まで払った税金を返してください


 食料自給率が落ちている原因は明らかに、農家戸数の減少であり、農業後継者の激減です。そっちへの対策といえば、小学生の田植え体験とか意味不明なものばっかりで、本気度がさっぱり感じられません。まぁ自分のとこ以外の農家が潰れようが国民の半分が国産の農産物を食べられなくなろうが私の知ったことじゃありませんが、問題の先送り体質は厚生労働省とかそっちだけの話じゃないということを強く感じさせた放送でした。政経学部卒の、田んぼなんか見たこともないようなおじさんが農水大臣やっても仕事が出来るわけないじゃろが。