文献を探してたら、こんな文献を発見しました。
「食肉摂取と脳」 哀田明和(浜松医大)
日本食肉研究会会報 Vol.45、21-22page(2004)
要約するとこんな感じ。
「心筋梗塞、脳梗塞あるいはそれにつながる肥満には、過食および脂肪摂取が強く関係しており、食肉の摂取はこれを助長するために避けた方が良いという考え方が広がっている。食肉摂取の問題を、アミノ酸摂取、脂肪酸、コレステロールの3つの観点から論じた(省略)。うつ病の治療には脳内のセロトニンを増やす薬が使われている。セロトニンはトリプトファンから作られることから、脳の健康のためにはトリプトファンの供給源としての食肉の摂取が望ましい。」
炭水化物中心や飢餓状態であった戦前戦後と比べると、食肉=タンパク質の摂取で身体も大きくなり、また病気に対する抵抗力も強くなりました。ある年齢(65歳だったっけ?)以上の老人に対しては、食肉や卵などをむしろ積極的に取るのが望ましいとされています(もちろん適度な運動をする前提で)。
食肉にはタンパク質、鉄分その他のミネラル、オレイン酸、ビタミンなどが豊富に含まれており、また精神的な安定に食肉成分が重要であることも分かっています。マウスでの段階ですが、アルツハイマー症に有効な食肉ペプチドの存在も見出されました。
適度な運動さえしていれば、食肉を摂取するデメリットなんか全然ないくらいです。むしろ積極的に取るぐらいが良いということが、現在は考えられています。こらこら、だからと言って焼肉にビール、なんてしないように。
追伸。ここで言う食肉とは、牛肉、豚肉などの家畜肉に加えてマグロやカツオなどの魚肉も入っており、赤身肉のことです。間違っても脂肪たっぷりの霜降り肉や脂身を食べてるようじゃ、逆に肥満へまっしぐらですから(^^;
suzu