世界3大瀑布のひとつに数えられる『ビクトリアフォールズ』は、ザンビアの隣のジンバブエ、ビクトリアフォールズ市にありまして、角度的にはジンバブエ側からのほうが、全体的によく見えます。
けど、水はザンビアのザンベジ川から流れているわけなので、ザンビア側にも見所はあるわけですね。
朝、周辺を散歩しているとき撮った写真です、向こうのほうに少しだけ飛沫が見えているのがわかるでしょうか
さて、わたしたちは午前中はヘリコプターで空から見学することにしました、H夫妻は地上を見学するとのことで、2人です。
送迎の車には、西洋人の男性1人と女性2人が同乗でしたが、女性2人は途中で下車。
空から野生動物たちを見学する、『サファリ』コースに行くそうです。
西洋人の男性は、ヘリを待っている間に話をしたら、フランス人だけれどもう16年コンゴに住んでいて、休暇でこちらに来たとのこと。
聞けば、日本にも何度も行っていて、東京や大阪、奈良、京都なんかはわかるけれど、名古屋に札幌まで行ったことがあるって……何の仕事をしてる人でしょうね
待合場所の近くに、こんな看板がありました、いろいろな国の都市の名前が書いてありますけど、モスクワと東京が同じ方向なのはちょっと笑いますね。
確かにザンビアから見れば、ザックリなら同じ方向かも~
さて、ヘリがやってきて乗り込みます、ダンナが操縦席の隣、仏人男性は操縦席の後ろ、わたしはダンナの後ろでした。
予告もなく一気に舞い上がったヘリは、かなりのスピードでガンガン飛んでいきます。
あっという間にザンベジ川の河口に着き、滝の上空をいろいろな角度で飛んでくれました。
今は乾季なのでこの程度の水量ですが、ハイシーズンには飛沫で周囲が見えないほどになるそうです(それは逆に見に行った甲斐がないのでは)、3大瀑布の中でも、水量はもっとも多いとか。
さすがは世界3大瀑布、言うだけのことはある素晴らしい景色でした
その後は、川のもう少し幅の広い部分に急降下、川遊びをしている人たちの上をかすめて何度か上下しました。
わたしはとっても面白かったけれど、前に座ったダンナは3Dをリアル体験したかのような迫力で、かなり怖かったそうです。
最後に、像が群れている場所を見せてくれて、20分ほどの飛行は終了。
そういえば、待合場所にも「像に注意」の看板がありました、この辺りまでやってくることもあるようです。
アフリカ象は凶暴と聞きますので、よく考えたら怖い話ですね……
このヘリのアクティビティ、安くはなかったけれど、価値は十分あったと思います
ダンナは、降りてからしばらくエロってました……。
(続く)