『ひらまつ仙石原』で優雅な温泉ライフを楽しんだ翌朝、新宿行きの長距離バスに乗りました、乗り換えなしなので楽々です
ってことで、3つめの寄り道は東京です。
乗車の際、運転手さんに大きな荷物は車体の下方にある荷物室に入れるように言われたので、ドアを開けようとしたらうんともすんとも言わず、後からいらした外国人観光客の方に開けてもらい、さらに荷物まで入れていただくというていたらく
日本人のおばちゃんがモタモタやってる、って思われたんでしょうね~、お恥ずかしいです
それはともかく、バスは多少のトラブルはあったけれど、30分遅れで無事に新宿に到着しました、こちらは雨は降っていません。
ホテルにチェックインしにいくダンナと別れて、わたしは自分の約束に向かいます。
落ち合ったのは、高校の同級生のYさん、関東在住で、わたしも実家に帰ったりするときはよく会っているんです
わたしと違って3人の娘さんを育て上げ、今も現役でバリバリ仕事をしている、行動力バツグンのハツラツとした女性
旅行と美味しいものが大好きな彼女は、少々アニメの話までできて、いつも時間いっぱいしゃべり倒す、とても大切な友人なのです
最初に、アルタ横の立体映像を教えてもらって大コーフン
イナカ者丸出しで撮影しましたけれど、あんまりうまく撮れませんでした、技術不足なのでお許しください
この三毛猫さんもすごかったけど、宇宙船のほうがもっと臨場感が高かったです、とても平面に投影されているとは思えませんよね、面白かった
それから、『高野フルーツパーラー』に入って、苺のワッフルを注文。
この日は朝食はガッツリ食べましたが、その後何も食べていないので~、夕食前にどうかなとは思ったけれど、多少お腹に入れておかないと、気分が悪くなっても困るし。
とか言って、結局食べたかっただけです、うふ
ここでは、主に近況報告をし合いました、それだけで2時間があっと言う間に過ぎました。
夕食に連れていってもらったのは、Yさんの三女Hさんのダンナさんがお勤めのお店、『銀彗富運(シルバースプーン)』です(当て字がシャレてる)
1ヶ月も前に、長女のKさんが予約を入れておいてくれたので、入り口でKさんの名前を告げたところ、入っていないと言われ
次に、Yさんの名前を言いましたがやっぱりないって
仕方がないので、Hさんのダンナさんの身内だから、ちょっと聞いてきてとお願いしましたら。
なんと、Yさんのファーストネーム、しかも「ちゃん」づけで予約が入っていました
彼女が、身内の方々からいかに愛されているかがよくわかる、ほっこりエピソードですよね、従業員のお兄さんも笑顔でした
お店は新宿三丁目の駅からすぐの良いロケーションで、月曜日だというのに大繁盛
それもそのはず、お願いしたお料理はどれもとっても美味しかったです。
お料理の種類はエスニック寄りですが、多国籍料理といった感じ。
前菜は、たくさんのメニューの中からチョイスできまして、選んだ4種盛りは、右端から左回りで、穴子と胡瓜の入ったポテトサラダ、ホタテのカルパッチョみょうが入り、出汁で煮込んだ筍グリーンオリーブのタプナードソース、それからホタルイカのマリネとキャロット・ラペ。
ポテサラに穴子は意外だったけれど、これがとても馴染んでいて目からウロコ的な新しい味なんです
ほかの3品も、しっかり仕事がしてある感が伝わってくる、納得の美味しさでした。
しらすがてんこ盛りのアヒージョの具は、車海老とジャンボマッシュルームです。
ホワイトアスパラに惹かれて注文したこちらは、ベーコンのグリルが敷かれ、ポーチドエッグがトッピングされていました。
ワインもたくさんそろっていまして、グラスのスパークリングで乾杯したあと、白ワインを注文しようとしたら、リストの中に葡萄品種が「カベルネ・ソービニヨン」と書いてあるボトルがあって。
普通は赤ワイン用の品種なので、どんなのだろう と思っていたところに、Kさんが登場。
彼女は義弟が勤務するこのお店の常連さんで、この日はありがたくも、わたしと飲みたいということで来てくれたんです。
わたしの昔の仕事など、いくつか共通の話題がありまして、お母さんからいろいろ聞いて興味を持ってくれたようです、嬉しいですね
Kさんの賛成も得られたので、くだんの白ワインを注文してみました。
後で調べたら、「ブラン・ド・カベルネ」といって、「カベルネ・ソービニヨン」の皮を外して、あえて白ワインに仕立ててるんですね
わたしなんかではとても識別できませんが、ソービニヨン・ブランに似たテイストに思えました。
それにしても、どうしてわざわざカベルネ・ソービニヨンを白ワインに……
いやいや、発想の転換とチャレンジは大切ですよね、何事も~
Kさん推奨のこちらは、黒毛和牛の炙りカルパッチョ、北海道産生ウニ載せです。
牛肉にウニ と思ったけれど、これがまたとろとろ同士で絶品でした、ゴージャスな1皿ですよね~
美味しいお料理とワインのおかげで、その後も話が弾みまくり、時間はどんどん過ぎていきます。
東京の友人たちと別で飲んでいるダンナと合流したかったのですけど、お店が大繁盛していてなかなか席が空かず、結局わたしは東京の友人とは最後に1人会えただけでした。
けれど、素敵なお料理と楽しい会話のおかげで、久々に頭も体も一気にリフレッシュしたし、刺激をたくさんもらいました。
YさんとKさんに大感謝です
2人が帰ったあと、ダンナともう1人と一緒に赤ワインをもう1本飲んで、山手線の最終電車(最近終電って早いんですね~)で東京駅まで移動しました。
駅にほど近いホテルに宿泊、やっぱり濃すぎる2日目が終わりました、寄り道もこれで(一応)終了、翌日はいよいよ本来の目的地へと向かいます