T:創業100年の実力 | A~T~Wのブログ

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アニメ・旅行・ワインのことを、まーったり語ります♪

これまで何度か、釣りの宿としてお世話になってきた、『旅館玉川』さんに、釣り抜きで行ってきました。

というのは、新しく温泉付きの部屋ができたと聞いたからですキラキラ
創業時は鰻屋さんだったのが、昭和40年代に旅館業を始められたとのこと。
建物はそのときのものなので、清潔にされてはいますが、誠に失礼ながら、客室を始めとした設備などは大変レトロです。
だけどその分、宿泊費用がリーズナブルだから、目的に合っていればお得グッド!
さらに、温泉は改装されていて、設備は最新だし使い勝手も良く、最初に入ったときからとてもお気に入りになったんですドキドキ
釣りで冷えた体に、温泉効果はバツグンですからね~~~ラブラブ
男湯にはないそうですが、女湯には1人用の露天風呂もあるんですよウインク

それから、お料理がとっても美味しいんですビックリマーク
「魚と貝のうまい店」という謳い文句通り、お刺身はいついただいても素晴らしく新鮮です。
また、フライ類が最高なんです、クリスピー感が段違いだと思ったら、揚げ油にラードを使っているんですって。
そんな感じでお気に入りの宿に、今度は温泉付きの部屋ときたら、そりゃ、行きたくなるでしょうチュー

で、お部屋に案内されてビックリびっくり
うちは2人なので狭いほうの部屋をお願いしましたが、それでも1泊には十分な広さ。
畳ではなくフローリングですし、一段高くなった床にぶ厚いマットレスのお布団が敷かれています、これなら外国人でも違和感なく使えるでしょうチョキ
さらに、目を惹きつけたのが壁の「組子細工」ですキラキラ

写真の腕が悪いせいで、カーテンが写り込んでしまっていてすみませんあせる
なんでも、渥美半島から望む太平洋をモチーフにしているとのこと、社長さんの同級生である、川口博敬さんという方の作品なんですって。
全国建具展示会で、内閣総理大臣賞を受賞されているそうです合格

そのほかにも、木材やお風呂のタイル、さらに湯飲みに至るまでこだわっていて、お世辞抜きで高級旅館にも引けを取らない豪華なお部屋です。
昭和からいきなり令和に戻ってきた気分、予想以上に素晴らしくてテンション急上昇したアップ

早速温泉に浸かりましたとも~、もともと気に入っていた温泉を独り占めです、これはメッチャゼータク爆  笑

そして、このお部屋についている夕食も、豪華でした!!
口取り・前菜


細かいもの、どれも良いお味でした、特にごま豆腐が好きでした。

茶碗蒸し
これは、普通。

とり貝、にし貝の酢味噌


実はわたし、貝類が苦手なんです~、普段は避けるのですが、この味噌和えはサッパリしてとても美味しかったニコニコ
貝って特に鮮度に左右されるんでしょうね、こんなに違和感なく素直に美味しいと思える貝料理は初めてかも知れませんグッド!
味噌和えの味噌が赤味噌なのが、東海地方らしいですね。

渡り蟹


旬ではないのに身がぎっしり入っていて、掻き出すほど出てくるんですよ~、しかも全然匂いがしない、どれだけ新鮮、って感じです。

刺身盛り


もとが鰻屋さんですし、魚介料理がお得意な宿ですが、今回のお刺身は高級食材が多く使われていて、もちろん鮮度はバツグン、何を食べても美味で、ウットリでしたラブラブ
ノドグロのお刺身って、初めて食べた……ラブ

渥美牛のすき焼き


味は問題なかったですが、このあたりまで来るともうお腹はほぼいっぱいなので、味を正確に判断できなかったかも、残念汗

焼き大あさり
写真がありませんが、愛知県ではよく出てくる大あさり、これも全然大丈夫でしたビックリマーク

カキ・ユメカサゴフライ
これも写真がありませんが、ここは本当は煮魚で、ユメカサゴが煮付けで出てくるところだったんです。
けど、わたしたちは夕食に基本炭水化物を摂らない(餃子の皮やフライのパン粉などはセーフ)ので、味付けが濃すぎると思ってフライにチェンジしてもらいましたら、カキフライも出てきました~ニコニコ

うなぎ白焼き


同じく、本来は蒲焼きで、ご飯と一緒に食べるのでしょうが、蒲焼きだとそのままでは食べられないから白焼きにしてもらいました。
もうちょっとお腹に余裕のあるときに食べたかったなぁ……あせる

旬の果実


イチゴはこの辺りの名産品なので、頑張っていただきましたチョキ

飲み物は、ビール、日本酒はもちろんですが、今回はワインまで飲んじゃいました。
実は前回来たときに、どんなものがあるか見せてもらっていたんです。
上のようなメニューですから、もちろん選んだのは辛口の白、アルザスのピノブランですグッド!


美味しかったですが、やっぱりここのお料理といただくなら、日本酒がベストかな~。
完全に食べ過ぎでしたが、とにかく美味しいから食べられちゃうんですよチュー
これが洋食だと、コッテリだったり高カロリーすぎたりして、食べようとしても入らないでしょうが、そこは和食なので、何とかいけちゃってあせる
玉川さんは、創業から100年を迎えられたそうです。
業種は違えど、それだけの長い間商売を続けることの難しさは、同じ商売人として痛いほどわかります。
苦難の時を何度も乗り越えて、今日があるはず。
しみじみ伝わってくる美味しさが、努力してきた日々を何より明確に証明していると思います。

……それはそうと、部屋に戻ったら2人とも苦しくてあえぎまくり、こんなこともあろうかと、胃薬を持っていって大正解!!
このあと2時間ほど休憩し、しっかり温泉に入って、ゴキゲンで寝付いたのでした照れ