ボーデン湖旅行(6日目)その2~最終話~ | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

6日目後半です。

スイス・アッペンツェル地方を目指し、

ザンクトガレンから電車移動約1時間。

お昼をまわっていましたが、この日はランチの余裕がなく・・・

30分に1本の電車が来るから急げ! とか、

1時間に1本のバスにとにかく乗り込め! とか、

そんなギリギリの移動を繰り返していたため、

タイミングをすっかり失ってしまいました。

こういうこともあるから、リュックにパンかお菓子くらい

詰めて来るべきだといつも後悔するのに・・・ (反省)

のどかな田園風景の中、電車は山岳地方へと進んでいきます。



アッペンツェルのさらに先、ウルネッシュという駅まで

行って、そこからさらにバスで30分。


標高2501m、この周辺では最高峰の山、センティスまでやってきました。


空気がめちゃくちゃきれい!


そして、静かな山の中に、放牧された牛たちのカウベルの音だけが


カラーンカラーンと響いています。


まさにハイジの世界。 これぞスイスだわ。


ここからロープウェイに乗って2501mの山頂を目指します。


自力で登山している人も結構いました。(子供も!)


上の方は結構な岩場なのにすごいなー。



ロープウェイの料金は、安心のスイス観光価格36ユーロ! 高っ!


(日本円約4700円!) ま、せっかく来たし、ね・・・。




高所恐怖症の私ですが、さすがにここまで来ると怖くない。


お天気も良くて気持ちいいです。


頂上にはレストランやお土産コーナーなどもあり、


結構賑わっていました。

こんな動物たちが生息しているよ。


ロープウェイからもシカ的な生き物が雪の上を歩いているのが見えました。


なんだこいつはー かわいいな・・・




展望台に上ってみますよ。


雲が結構出てきてしまいました。


でも風の流れが速いので、晴れたり曇ったりの繰り返し。


雲が取れて、遠くにボーデン湖が見えます。



天気のいい時には、この山頂から、


ユングフラウ、アイガー、ピラトゥスなどのアルプスの山々を


見ることもできるそうです。(この日は確認できず)


ワンコもいました。 ちょっと息が苦しそうでしたが、犬は高山病にならないの?


ウチのワンたちにはハードすぎて無理でしょう。



山頂のレストランは、言うまでもない山頂価格だったので、


スルーし、売店でお菓子を買いました。


スイスのおまんじゅう的なお菓子。


本日の昼食です。  センティスからの帰りのバスの中で食べました。


味の方は、ドイツのクリスマス菓子などに似た、シナモンやクローブなどの


スパイスがガッツリきいたもので、私は好きなのですが、Kさんは


苦手だったようで・・・


ウルネッシュの駅につき、アッペンツェル行きの電車に乗り、


アッペンツェルの町に立ち寄りました。


車窓からの景色がずっと美しい。


さて。アッペンツェル駅から町(正しくは村)に入っていきます。


先日のシュタイン・アム・ラインの建物とは全く違い、


ポップでかわいい。ホテルもレストランも、お土産物屋さんも、


お菓子のおうちのような色使いです。


村中がこんなお家ばかり。 めちゃくちゃかわいい!


30分もあれば見終ってしまうほどの小さな小さな村ですが、


とにかくかわいらしく、何周もしたくなってしまいました。


この地方の名産はアッペンツェラーチーズというチーズと、


ビール、グラッパ(キルシュ酒)、そして木彫り。


木彫りの土産物屋さんはたくさんあり、木彫りの人形から


カッティングボードやペッパーミルなどの雑貨まで、


どれも手の込んだ高級品が並んでいました。


その中から、小さな木彫りのワンコをひとつだけ購入。


日本でも最近よく見かけるようになった、バーニーズマウンテンドッグ。


スイスといえば、ハイジのヨーゼフでもおなじみのセントバーナード犬の


イメージが強いのですが、バーニーズもスイス原産の犬だったのですね。


昔から、農家の犬として、牛追いや重い荷物の運搬などに


使われてきた犬だそうです。


バーニーズの置物、なかなか他では見かけないので


いいコレクションになりました。


各国のオリジナル犬グッズを集めてみるのも楽しいかもしれません。


(ドイツにもたくさんありそう)


※あとで調べたところ、バーニーズと同じ毛色で短毛の


アッペンツェラー・キャトル・ドッグという、アッペンツェル地方原産の


犬もいるそうで、もしかしたらそちらの種類の置物かもしれません。


そうだとしたら、なおさら貴重なコレクションですね。


ビールも買いました。まだ開けてません。


アッペンツェルからまた電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、


リンダウに戻ってきたのは夜10時近く。


おまんじゅう1個ではさすがに疲れましたが、


近場のレストランでラストディナーをしてこの日は終了。


翌日はホテルをチェックアウトして、お昼にIC特急に乗りデュッセルドルフへ。


リンダウの駅。 またいつか来られたらいいな。


実は今回は、もうすぐ迎える結婚10周年の記念旅行のひとつだったのですが、


ドイツに住む今だからこそ行っておきたい場所としてボーデン湖を選んで


本当に良かったなと思います。


日本にいて「海外旅行に行こう」ということになっても、


なかなか来られる場所ではないから。


一生モノの思い出になりました。



そして、忘れちゃいけません、


帰宅して翌々日には近所のプールへ。


あの日のモヤモヤがようやくおさまりました!


やっぱり泳ぐなら、湖よりもプールですね! 笑



終。