イースター休暇プチ旅行~トリーア&ルクセンブルク(後編) | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

トリーアのホテルに泊まった翌日は車でルクセンブルクへ。

トリーアのホテルの朝食では、フランスやルクセンブルクに近い土地柄か、

バターたっぷりのサックサクなクロワッサンやチョコデニッシュなどもあり、

とても美味しかったです。通常ドイツのホテルではあまりお目にかかりません。

(それでも隣の席のドイツ人はドイツパンしか食べていませんでしたけど・・・)


車で30分ほど走り、ルクセンブルクへ入国。

市街地の駐車場はとても混むと聞いていたので、少しはずれにあるショッピングモールの

立体駐車場へIN。

そこからバスにのって市の中心部を目指します。


 
ルクセンブルクの国旗はオランダと間違えやすいのですが、ブルーの色が

明るい空色をしています。

13世紀の大公の紋章に描かれている青い縞模様のある銀の台の上のライオンに

由来するそうで、赤はライオン、白と青は銀の台を表すのだとか。

公用語はルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語ですが、地域によっても異なるようで、

ルクセンブルク市ではフランス語表記が多く、会話もフランス語を多く耳にしました。

 
なんとも可愛らしい消火栓。(目と口つけられちゃってる)

 
谷の上にかかる大きな橋、アドルフ橋。

  
 ノートルダム大聖堂。(手前は図書館)

中のステンドグラスは修復中でした。(残念!)

 
今日も元気に歩くよ~!


大聖堂の裏手を歩いてギョーム2世広場に出ると、市場が開かれていました。

 
お花屋さん、チーズやハム、パン屋さんなど、ドイツの市場と雰囲気は似ています。

 
大公宮殿の前には衛兵のお兄さんが。2時間おきに交代するそうです。

宮殿の周りを歩いて、坂道を下っていくとまた谷に出ます。

 
谷の上、城壁の上にある街。

そして谷の下にある街。
 
  
 向こうの城壁の上にKさんとワンがいますよ。

 
この環状城壁とボックの砲台および旧市街が世界遺産に登録されています。

なんてきれいなところなの・・・

 
普段は「撮り鉄」ではなく「乗り鉄」なKさんも、古い石橋を渡る電車の風景に

心を奪われ、電車の写真を撮りまくっていました。


それから、岩山をくりぬいた要塞「ボックの砲台」へ。

 
  
 
 1867年に永世中立国になった際、城壁のほとんどが取り壊されてしまったそうですが、

このボックの砲台を含む城壁の一部だけがいまもまだ残されています。

 
大砲も置かれてます。 なかには1800年代のものもあるようですが、

これはレプリカかな?

 
 
 要塞の中から電車の写真を撮るKさん、を撮る私。 笑


帰りはショッピングモールで少しお買い物をして帰ろうと思っていたんですが、

ルクセンブルク、結構物価が高い。。。

ドイツの物価の安さの中で生活をしていると、なかなか手が出ません。

ルクセンブルクも、ワインの名産地なので、ワインだけ買って帰ることに。


 
大型スーパー。棚が高い!

レジではルクセンブルクならではの光景に出合いました。

 
レジ番号のランプの下、わかりますか? 4番の人はフランス、ドイツ、ルクセンブルク、

5番の人はポルトガル、フランス。

話せる言語が表示されているんです。

でも7割くらいのレジがフランス語オンリー。意外とバイリンガルな人は少ないのでしょうか。

そして、ポルトガル語のレジもいくつか。ポルトガルからの移民も多いのでしょうか?

とても興味深いです。

きっと話せる言語が多いほど、お給料もいいのではないかなぁ。

 
買ってきたルクセンブルクワインのうちの1本。

飲みなれたリースリング種のほかにもピノ・グリやオーセロワなど。

でもドイツのスーパーでは安いワインが3ユーロほどで買えるのに対し、

ルクセンブルクでは安いものでも6ユーロ以上と物価の高さを実感。

 
フランス風な魚介のグラタン。陶器のお皿に入った状態で売られていて

家でオーブンかレンジで温めるだけでOK。

チーズが濃厚でおいしかったです。

そしてデザートにはエクレア♪
 
 
このほかにもシュークリームやタルトなど美味しそうなフランス菓子が

たくさん並んでいて、目移りしてしまいました。



今回は1泊2日の駆け足旅行でしたが、トリーアもルクセンブルクも歴史が古く

見どころもたくさんあって、またゆっくり訪れたい場所となりました。

日本からの客人を連れて行くにも良い場所だと思います。