みなさま、おはようございます。
さっき、日本の友達から「ヨーロッパ大雪らしいけど大丈夫?」と
メールが来ました。
デュッセルドルフは、ドイツの中でも比較的暖かく、すごしやすいところです。
雪もそれほど降らないと言われています。
アルプスに近い南部などではもっともっと寒いのだろうと思います。
ですが、そんなデュッセルドルフでも、ここ1週間以上、真っ白銀世界です。
降っては止み、止んでは降る、の繰り返し。
といっても、パラパラと粉雪が舞う程度なので、積雪量は10cmくらいでしょうか。
そして、昼間もマイナスのため、ガリガリに凍ることもなく、サラサラのパウダースノーを保っています。
マンションのお庭をスキーで滑りたくなるようないい雪質です。
(あー。スキー行きたい!今シーズン中に1回は行きたい!)
家の前はこんな感じ。
マンションの前の私道も、毎朝、日が出る前に業者さんが雪かきをしに来て、
雪を溶かすための「塩」を撒いてくれています。
ごくろうさまです。。。
大きいマンションのため、オーナーさんが清掃・芝刈り・雪かきなどに、
業者さんを入れているようです。
ドイツでは、雪かきを怠ったために他人が自分の家の前で転倒したときは
その家の人の責任になります。ケガしたら賠償問題。
そんなシビアさもあって、道はきれいに雪かきされていますよ。
(ドイツ人ってそういうところ、本当にシビアで真面目!)
駅のホームなども滑らないよう、スロープに細かい砂利を撒いたりしています。
砂利の粒々がいい感じに滑り止めの役割をしてくれるのです。
おかげで、雪が降っても足元がビチャビチャになったり、
すべって転んだりする危険も少なく、とても快適。
ありがとう、ドイツ人。。。。
でもまあ、毎日が真っ白銀世界では必要以上に出かけたくなくなるのも
正直なところで、学校や用事がある日以外は引きこもりがちになります。
犬たちも雪の上歩くの嫌いなので、外に出たがりませんしね。
ドイツでも、北欧と同じように、寒い・暗い・長い冬に気がめいらないよう、
インテリアにはとてもこだわります。
見た感じ、北欧の洗練されたデザイン雑貨と比べると、ドイツは素朴。
カントリー調の家具に蚤の市で見つけたようなチープなアンティーク雑貨をあわせたり、
DIYで壁紙や床を張り替えたり家具を塗りなおしたり、そういうことが好きなように思います。
堅実といわれるドイツ人、そういうところにもなるべくお金を掛けず、
自分らしく時間をかけて家を作り上げていくのですね。
以前は洗練されたカラフルな北欧デザインが好きだった私も、
徐々にそんな素朴なドイツのインテリアに興味がわいてきました。
先日本屋さんで買ったインテリア雑誌を毎日眺めています。
とても勉強になります。。。。
数年しか住まないであろう今の賃貸マンションには何も手をかけていませんが、
日本に帰ったらどんな風に我が家をリフォームしようか、いまから妄想が止まりません。
大きい家具は持って帰れるかどうかわからないけど、食器や小物などは
こちらにいる間に気に入ったものを少しずつ増やして、一生の宝物にしていくつもりです。