クリスマス特別授業でドイツ式のクリスマスリース、
アドヴェント・クランツを作りました。

これは卓上において飾るもので、クリスマス4週前の日曜日
第1アドヴェントから毎週1本ずつロウソクに火を入れていきます。
生のモミで作られた丸いリースに、各家庭で好きなように
ロウソクやデコレーションをしていきます。
針金で刺したり、ホットボンド(グルーガン)でペタペタつけたり。
お花屋さんや雑貨屋さんで完成したものも売られていますが
とても楽しい作業だったので、来年以降も自分で作りたいです。
クリスマスが近くなると、近所の森でこのリースに飾るための
木の実を拾い集めたりするようで、そんなイベントもまた楽しいですね。
さて。
土曜日の午後には帰国してしまう母とは、翌30日(金)が
最後のお出かけ。
実家を離れてから10年以上経つ私にとっては、ここまで毎日母と
過ごすのは、いつぶりだろうか、という感じでした。
そのため、最初のうちはお互いの距離感がつかめず、
変に気を使いあってしまったり、自分の親だからこそどうしても感じてしまう、
些細なめんどくささや、うっとおしさ、イライラもポロポロ出てしまって、
毎日が100点というわけではありませんでした。
それが1週間を過ぎたあたりから、ようやく馴染んで、
100%楽しいと思えるようになったところでの帰国だったので
少し心残りもありました。
きっと次回はもっと楽しくリラックスして過ごせるのではないかと思います。
そんなわけでラストデーは、近郊のクリスマスマーケット巡りへ。
その前に母に見せたいものがあったので、U-Bahn(地下鉄)の
ライン川沿いで下車。

じゃーーーん。 羊。 もふもふもふもふ・・・
今の時期、ライン川沿いでは「自然の芝刈り作業」のため、
たくさんの羊さんが放牧されています。
100㎡くらいですかね、柵に囲われて、毎日ちょっとずつ場所をずらして
羊に草を食べさせているんです。
羊飼いやシープドッグは居ません。放置です。
おそらく、朝いちばんに放牧しに来て、夜また回収しに来るのでしょう。
(それとも野宿???)

こんな簡易的な柵で囲われています。
網には微電流が流れているようです。(母が触って確認)



ものすごい立派なのもいるよー。
そして驚いたことがありました。
羊のしっぽ、絵にかけますか? 短くてプリっとしたしっぽの
イメージがありませんか?
ここの羊たち・・・

猫みたいにふわふわの長いしっぽ!!
え~、ひつじのしっぽってそうだったの??
みじかくてプリっとしてるのは「人工的にカット」してたの???!
知らなかった。
※ネットで調べたところ、一般的に日本では、糞尿などの汚れを防ぎ
衛生的に保つために、生後まもなく尻尾を切り落とすそうです。
そうだったのか・・・
そんな羊トリビアをひとつ覚えて動物博士になったところで、
電車に乗って、デュイスブルクとドルトムントのクリスマスを
見学しに行きます。
母ダイジェスト(5)最終話へ続きます。。。