ドイツに来て半年が経ち、大量に持ってきた日本の食材や調味料も
だいぶなくなってきました。
みりん→甘口のシェリー酒、料理酒→ワイン(白か赤かは料理によって)、
というふうに代用調味料でも美味しく仕上がりますが、
醤油や和風だし(かつお、こんぶ)は代用がききません。
醤油は日本スーパーで8ユーロ(800円)前後。(たまに5ユーロくらいの特売品もあり)
それでもすぐ手に入る環境にいるだけありがたいですが。。。
先日、日本から持ってきていた「めんつゆ」がなくなりました。
こちらで買うと3倍濃縮の1リットルペット入りのものが10ユーロ
(1000円前後)の高級品。
この値段には少し怯みます。
が、よーく考えてみる。
さすがにお蕎麦やうどんを食べるときのめんつゆを
シェリー酒やら白ワインやらで「なんちゃって」にするのは悲しい。
かといって、自分でちゃんと作ろうとしても、醤油、花かつおや
こんぶ、みりんや日本酒、どれもこれも高い。
ということは3倍濃縮で10ユーロはむしろコストが安くすむのでは、と。
どうしようかなぁ・・・ 悩んでいたときにちょうど、
日本食材スーパーの店頭に見切り品のめんつゆが!
1本6.98ユーロ!!(700円) お、ちょっと安い!
迷わず購入しちゃいました。
こちらのアジア系スーパーではよく、賞味期限切れの見切り品が
積まれていることが多いのです。
輸入するのにかなりのコストがかかっているため、
廃棄処分にするのはもったいないからでしょうね。
「賞味期限切れです」と前置きがあって、安くしているので、
買うほうが自分で判断して自己責任で食べてください、ということです。
先日も1ヶ月賞味期限の切れた味噌(定価6ユーロ)を半額でゲット。
もともと発酵食品ですし、まったく問題なく使えます。
でも日付チェックを気をつけないと、時々、1年以上前に期限の切れた
紙パック入りの充填豆腐とかあったり・・・(さすがにちょっとイヤだなぁ)
ちなみに見切り品「めんつゆ」は大人気だったようで、
先週はダンボール3ケースくらい積まれていたのが、昨日行ったら
のこり5本くらいになっていました。
日本人主婦のみなさん、食材調達に苦労しているんだなぁ。