ベルリン旅行(5)ペルガモン博物館 | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

ベルリン3日目。午後。

ベルリン最大級の博物館であり、

「ベルリンでどこかひとつしか博物館に行く時間がなければ

迷わずペルガモン博物館へ!」とガイドブックでもおすすめの

ペルガモン博物館へ。

先日の新博物館と同じ、「博物館の島」の中にあります。

コレクションのメインは、博物館の名前の通り、

ペルガモン(トルコ・ベルガマ)にあった、巨大遺跡。

 
入ってすぐ正面にある、メインコレクション、「ゼウスの大祭壇」。

紀元前180~159年に作られた古代ギリシアの建築です。

 
大きなホール全体に、巨大な祭壇が再建されています。

祭壇にあがって上から全体を見下ろすことが出来、

古代ギリシアにタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。

ものすごいスケールです!

トルコでベルガマに観光に訪れると、「ここにゼウスの大祭壇がありました。

でもドイツが持っていってしまい、返してくれません・・・泣」という

ガイドさんの悲しい説明があるとか・・・笑



 
ミレトスの市場門。


 
大祭壇よりさらに私が感動したのは、古代バビロニアの

イシュタール門。青の釉薬がとても鮮やかで、美しい。

写真よりももっとずっと深く澄んだ青のレンガでした。

立体的に埋め込まれた動物たちもリアル。

このイシュタール門に関しては、「ここにあって正解」と思いました。

古代バビロニアは、地理的に今のバグダッドの近く。

ドイツが持ち帰らずにいまもまだ、イラクにこの遺跡があったなら

爆撃で跡形もなく破壊されていたかもしれません。


安全な場所で、お金をかけて遺跡を保護・保管することも

一方では大事なのかな、と思いました。

 
ライオンの壁装飾。青と黄色のコントラストがとても美しいです。

 
模型はこんな感じ。イシュタール門へと続く道の両側に

ライオンの壁があります。すごいゴージャス!!


ペルガモン博物館の2階部分は、近代のイスラムコレクションに

なっていて、絨毯や食器や装飾品などがたくさん展示されて

います。

体力的に限界が近づいていた私たちは、2階の展示は

ほとんど目に入らず・・・笑

(今回の博物館めぐりでわかったのは、脳も相当疲労するということ。

たくさんのコレクションを立て続けに見ていると、後半はまったく

驚かないし、感動もしないし、記憶にも残らなくなる。笑)


夕方からは街をぶらぶらして、少し買い物をしたり、食事をして

ゆっくり過ごしました。

 
 旧東ドイツの信号機の中の人「アンペルマン」。

この愛らしいフォルムから人気者となり、グッズもたくさん売られ、

ベルリン土産の定番となりました。

 
 ベルリン大聖堂とテレビ塔。

ふたつが一緒におさまる、この角度からの撮影がベスト!!


4日目はちょっと遠出をして、オラニエンブルクに向かいます。

それはまた次のブログで・・・