今日も、朝から冷たい風と雨に見舞われている西ドイツです
今週はずっとこんなお天気みたい。
体感温度は、雨と風のせいで、外に出ると10℃以下な感じ。パーカだけでも寒い。
そんなわけで、今日もお出かけするのは止めました
さてさて。
徐々にわたしの周りでも、「ドイツに遊びにいきた~い!」と言ってくれる
家族や友達が増えてきて、嬉しい限り
でも、「どこか行ってみたいところある?」と聞いてみても、
なかなかピンとこないみたい。
ドイツといっても、すごーーく広いし、見所がいろんなところに
点々としていて、いくつかに絞るのは難しい。
そこで、ドイツに行こうかな、と思った方に
オススメの本をいくつかご紹介します。
こちらに来る前、毎週のようにジュンク堂(新宿・池袋・渋谷・藤沢)に
寄っては、集めたドイツ関係の本。
立ち読みしてみないとわからないので、こういう本はAmazonでは
買えないんですよね。ひとつひとつ高いので失敗したくないし。
その中でも気に入っている本、旅行者にオススメの本はこちら。
■プロの添乗員と行くドイツ世界遺産と歴史の旅 武村陽子著 彩図社 1333円
恥ずかしながら、ドイツに来るまで、ベルリンの壁の歴史がよくわかっていなかった私たち。
ベルリンの壁について、わかりやすく解説されている本を探していて出会った本です。
ベテラン添乗員さんが書かれている本なので、いかにもツアー中に
お話してくれるような、カンタンな歴史やウンチクを添えて、ドイツの見所を
紹介しています。カラー写真も満載で、眺めているだけでもワクワクします。
地球の歩き方などのガイドを見て、行きたい街・気になる街があったら、
この本で、おすすめスポットとその歴史について読んでみるとさらに
興味がわいてきますよ。
2010年初版発行と、新しめな本であるところもポイント。
(古い本だと、街の情報も古くて、役に立たないことが多いので・・・)
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電車の旅を楽しみたい人にはこの2冊。
■左:ベルリンの壁とヨーロッパ鉄道の旅 鎌野秀嗣著 中央公論事業出版 1200円
これは実用的な本。どちらかというと旅行者よりもヨーロッパ在住の人のほうが
便利に使えるかな。ヨーロッパ38カ国の、インターネットでの鉄道チケットの買い方が
こと細かく書いてある。サイトのURLから、どのボタンをクリックすればいいかまで。
前半は、ベルリンの歴史と、ベルリンの鉄道事情について書かれている。
■右:ドイツ&オーストリア鉄道の旅 (地球の歩き方 BY TRAIN) ダイヤモンド社 1800円
地球の歩き方の、列車移動版。「世界の車窓から」の本バージョンといった感じ。
とてもきれいな写真がたくさんで、観ているだけで旅行気分になれる。
ドイツ国内、ドイツから近隣諸国への列車の旅など、テーマごとになっていて、
昔ながらのSLから最新の新幹線まで、細かく掲載。
列車好きの男性・子供も喜びそうな本。うちのKさんもお気に入りの本。
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■ヨーロッパものしり紀行<神話・キリスト教>編 紅山雪夫著 新潮文庫 438円
これは前にも紹介したかな? 好きな本なのでまた紹介します。
もともと、ヨーロッパの神話やキリスト教になじみのない日本人は
ヨーロッパの教会や絵画を見ても、なかなかピンとこなくて、ただ「きれいだな~」で
終わってしまうことも多いはず。
でもこの本を読んでいれば、ヨーロッパ観光が数倍楽しくなる!そんな本です。
以下表紙の解説文>>
『なぜゼウスは、女性にもてたのか?どうしてダビデは、素っ裸なのか?
聖書の読みどころはどこ?キリスト教や神話を知っていると、美術館や
教会で絵画や彫刻を鑑賞するのが楽しくなるだけでなく、ヨーロッパ
精神文化の理解が断然違ってくる。ツアー旅行の専門講師として
長年のキャリアを持つ旅行作家が説く、博覧強記のウンチク講座・第一講目』
特に序盤のギリシャ神話は、つっこみどころ満載でおもしろいです。
このほか、<くらしとグルメ>編、<建築・美術工芸>編、
ドイツものしり紀行、などもあって、そちらはまだ読んでいないけど、買う予定。
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あとオマケの1冊。
■スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編 森井ユカ著 講談社 1800円
これは成田空港で買った本で、ロンドン・パリ・ベルリン・ストックホルムの
いろいろなスーパーと、そこで売っているチープな雑貨やお菓子などが紹介されています。
ちょっとしたお土産をスーパーやドラッグストアで購入しようと考えているなら
おすすめかも。でもドイツの記載は少なめだし、ベルリンにしかないスーパーも
紹介されているので、デュッセルでの実用度は低め。
スーパーのカートの使い方(コインを入れる)はこの本で知りました。
あ、意外と役に立ってるじゃん。笑
オシャレな感じの本なので、雑貨好き女子は気に入るかもしれません。
私はけっこう気に入ってる本です。でもやっぱりドイツよりパリの雑貨のほうが
オシャレだな~。笑
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気に入った本はありましたでしょうか?
他にもいい本が見つかったら、ご紹介したいと思います。
ではみなさん、デュッセルドルフにてお待ちしております。
Gute Reise !!