久しぶりのsoiréeでマーメイドを鑑賞
K-BALLETのオリジナルなので
とても楽しみにしていた
もちろん原作はアンデルセンの人魚姫
知らなかったが、彼はダンサー、俳優、歌手になることを夢みて、若干14歳でコペンハーゲンに単身で、出てきた
(まるでイーボーと同じね💚)
しかし、うまく行かず、詩を書きながら
生涯旅を続ける
(そこはイーボーとは違うね💚)
"旅をすることは生きること"
とはアンデルセンが遺した名言
そして、人魚姫はアンデルセンが書きながら感動した唯一の作品らしい
バレエで、水中をどう表現するのか、
オリジナルだから、音楽はどうするのか
それが私にとっての謎だったが
まず水中はダンサー達の衣装が、長く薄い生地で、できていて、それが踊るたびにゆらめく
または、私達が使うイシスウィングの支柱を抜いたもので、ゆらめきを表現していて、
本当に水中で魚達が踊ってるようだった
音楽はグラズノフというロシアの作曲家の曲を使っていて、幻想曲"海"を聴いて熊川さんが決めたらしい
ストーリーはオリジナルではあるが、登場人物と設定を変えてのあらすじ
遭難したプリンスを助けたマーメイドが一目惚れしちゃうんだけど、このボンクラ王子(失礼!)
が通りかかっただけなのに私が助けてあげたというあざと女を信じて、マーメイドを捨てちゃうんだよね、バカタレ王子(失礼!)
王子の短剣で王子を刺して返り血を浴びれば、
また、人魚に戻れる、それをしなければ
海の泡となって消える
どちらか、一つを選ばなくてはならない
さあ、マーメイドはどちらを選ぶのでしょうか
アタシならボンクラ王子(失礼!)を踏み潰すところだが
このバカタレ王子(失礼!)を命懸けで愛してるマーメイドは泡になって海に溶けてしまいました
それぞれの場面でのプリンシパル、ソリストの踊る姿はこちらも息を詰めて、見つめる
音楽と相まって、芸術の全てがぎゅーっと濃縮
されてる感がする
だからバレエを観ることはやめられない
チケットもそこそこ高いけど、銭ゲバランド(失礼!)のアリエルでお金使うよりよっぽど安いわ
子供達に是非みていただきたいですね
上の写真もこの挿話の絵も
暗い海の中を
愛という光に向かって
命をかけて、一心に
登っていく様は
とても残酷で
とても美しい
気がついたら、涙が溢れていた
帰りにはいつものように
バーで一杯飲んで帰る(ノンアルだけど😅)
そういえば
いつぞやか、あるバーで1人でいたら
熊川さんが入ってらして
バーテンダーさんが珍しいですね?
と言ったら
熊川さん、"急に寂しくなっちゃって"と
ああ、熊川さんでもそうなのか
アタシも寂しいのよ、、、
と思ったことを思い出したわ
今回は
ああ、明日はジャンのお誕生日だわぁ、、
と思いながら、バーを後にしました
お誕生日おめでとう🎊ジャン
さらなる活躍を祈ってます❤️❤️❤️
ジャンが王子なら多少のボンクラでも
まぁ、いいか💚❤️💚