After that….
あまりにも仕事が忙しすぎて、久しぶりのブログとなってしまいました。
その後、お陰様で鼻の調子は日々少しずつ良くなってきているのを実感しています。
症状はまだ鼻の粘膜が腫れているせいか嗅覚は100%回復とはいかないのと、鼻声が続いている程度で鼻の通りは抜群に良くなっています。
なんで、調子ぶっこいてお酒飲んでます🥃
左手 元パティシエ
右手 元パチンコ屋
の2名の共同作業によるケーキを会食で頂きました🎂
とても美味しかったですよ😊
本社の『いつメン』での仕事上がりの一杯🍻
中学校時代からの親友と一杯🥃
と、まぁいつもの生活に戻りました😄
が…
たった5日間の入院生活の中で、なんか人生観と言うか時間に対する価値観と言うか…
社業が拡大していく上で摩擦係数が日々増加して前に進むのに擦り減らす精神と肉体を客観的に見れる様になったと言うか…
意識があるのか曖昧な様相で『この人はあと何日生きられるんだろう…』とストレッチャーで運ばれる人、自立歩行が出来ない人、片手で持ち上げられそうなまでに痩せ細ってしまっている人、多くの患者さんを見ました。少ない期間でしたが未来の自分の姿を目の当たりにしてきたのは良い経験になったのかなって。(?)
フェラーリを乗り回して注目を集めること、銀座のクラブでお姉ちゃんをはべらかしてシャンパン飲むこと、ビットコインに投資して億万長者になったって通帳の残高を見せびらかすこと、勉強不足で言語が理解出来ず、ろくに意思疎通も出来ない国に行って現地の人達との交流を楽しむこともできないかのに『世界遺産を見てきました!』って自慢げに話す人、そんな奴らを馬鹿にしていたけど『あの時はすっげえ楽しかった!』と身体の自由を病魔や怪我で奪われた時に思い出して涙を流すことが出来るのは幸せなことなのかなぁ…。
って思ったり。
一方、何か自分も『これ❗️』っていう体験や趣味を見つけることに対する焦燥感と敗北感を感じたりとか。
年々、1年に対する体感指数は短くなる。
10歳の時の1年の体感指数は、
36.5 365日÷10年
20歳で
18.25 365日÷20年
40歳で
9.125 365日÷40年
60歳で
6.08 365日÷60年
これを365日で割れば1日に対する体感指数が出る。
思い出してみると小学生や中学生の頃は1日が長かった。
やっと6時間目の授業が終わって、これから部活だぁ〜って。
今では1日があっという間に終わるし、正月もあっという間に毎年やって来る。
もう6月も終わっちゃう。1年の半分終わり〜💦
とりとめのない内容になってしまい申し訳ありません。
でも何となく自分が進むべき道が見えてきたかなぁってボヤァとした実感はあります。
未だ悩める54歳子羊🐏
先ずは体脂肪率下げよ💪
Last Episode
一昨日ようやく鼻の抜糸をしてきました。
左右の鼻の穴の中の真ん中を通る軟骨を貫通させてジグザグに縫い込んでいたようで、糸が軟骨に引っ掛かってすんなり抜けませんでした😅
糸を引っ張られると頭も一緒に持ってかれちゃって💦
で、結果的には全ての糸を抜くことが出来たのですが、どうでしょう?糸の長さ15センチくらいはあったでしょうか💦
そう言えば、退院して4日後の初回の診察で鼻の奥からこんなのが出てきました👇
ガーゼ4枚😊
左右それぞれの鼻の奥の鼻腔に詰め込まれていました。
どおりで息苦しいなぁって思ってた😅
鼻からコンニャク6本出てくるは、ガーゼ4枚出てくるは結構鼻の奥(鼻腔)ってまあまあスペースあるってことですねー。
で、前述の通り抜糸も終わったので、手術してから15日で鼻の中に人工的な物質が全て除去されました。
まだ鼻の粘膜の腫れが引ききっていないので、声は鼻詰まり声ですが、段々と声が出るようになってきて嗅覚も戻りつつあります😊
あと二週間程度で腫れが引き、万全の状態になるそうです。
楽しみです。
それと今後しばらくは月一、ニ回程度の経過観察。
と、次回から始めるのが『減感作療法』っていう花粉やハウスダストのアレルゲンに反応しにくくなる治療をするそうです。2〜3年の長丁場の治療だそうで😅
色々と人生初の体験をさせてもらった手術でしたが、『手術して良かった❗️😄』って思える日が早く来るといいなぁって思ってます。
と、入院中色々な体験、見聞して人生観と言うか世界観というか…
なんだろう、今後の生き方を考えさせられ『行く道の先』が見えた気がしてます。
Vol.3
手術が終わって部屋のベッドに横になっているとC先生が現れて
『増子さん、昔ワンパクだったでしょう?』
『え?どういうことですか?』
と、聞き返すと…
『鼻中隔が外から加わった衝撃(若い頃の喧嘩🤜)でずれてて(脱臼?)大変だったのよー😊』
『3時間半の予定が手術に4時間半以上かかっちゃったわよー😊』
あぁ…過去のヤンチャな時期のバチがここで当たるのかぁ…😅
『はい、これ!骨見たいって言ってたでしょ!』
『結果ありますね…😅』と呟くと…
『違うわよ!切除した骨は全部でこの5倍くらいよ!形になってるのだけ残したのよ。後は削っちゃったから😊』
5倍⁉️
取られ過ぎ…💦
『増子さん、鼻の高さが低くならないようにって気にしてたから頑張って鼻の高さが変わらないようにしておいたわよ😊』
『あ、ありがとうございます😅
この5倍も骨を切除すると強度にがあるような気がするんですけど…😅』
『そりゃそうよ❗️こんだけ骨削れば弱くなるわよ❗️鼻中隔で削っちゃって骨が無い部分もあるんだから😊鼻に衝撃受けないようにね❗️凹んじゃいますよ😊』
『は、はい😭』
心の中で、
『あぁ…。もう喧嘩とか出来ないんだぁ…。違う、殴られる前に倒せばいいんだ…。』
とか訳の分からないことを思ってました。
『今日はとても強い痛みがあると思うから、我慢出来なかったらナースコールして鎮痛剤もらってね😊
あと、鼻は詰め物してて完全に塞がってるから口呼吸に慣れてね😊』
と先生のお話を聞き終えて、ベッドに横たわって間もなく…
段々と痛みが出てきて…
1時間も経たないうちに顔面に激痛が…
1.頭痛
2.目の裏の痛み
3.鼻の粘膜(火傷の様な)の痛み
4.歯痛(前歯が虫歯になった様な痛み)
5.海やプールで鼻に水が入った時のツーンとする痛み
等々がドーンと来ました💦
ナースコールをして鎮痛剤の点滴をしてもらうことに。
点滴が終わってしばらくしても…
全然効かない…
ので再びナースコール。
『じゃあ、1番強いのいきますね〜😊』
と再び別の鎮静剤を点滴。
でもちょっと痛みが引いてきたかなぁ。
でウトウト寝入ると…
『プハー!』って感じで息が詰まって目が覚める💦
息が詰まってと言うか息苦しくて目が覚める💦
完全口呼吸で寝るのがこんなに辛いとは…。
2、3分寝ては『プハー!』の繰り返し。
ってしばらくすると痛み止めが切れてきたのか激痛の襲来が😭
再びナースコール。
『あの点滴は今日の許容量超えちゃったから違う鎮痛剤を出しますね〜😊』
今度は飲み薬💊
薬が効いて来るまでは激痛との戦い。
痛みが治まってくると眠くなり、寝そうになると『プハー!』って目が覚めて、
鎮痛剤の効き目が薄れて来ると再び激痛。
からのナースコール。
からの別の鎮痛剤💊。
『プハー!』
を明け方まで繰り返してました😭
それは耐えがたい…
じごく❤️😉
マジやばかったなぁ😭
よく耐えました。自分を褒めてあげたい😊
さて、入れてもらった鎮静剤達と思われます。
👇
どんだけ…😅
結局、痛みと息苦しさのせいで1時間も寝れずに朝を迎えることに…。
8時になると、
『増子さーん、朝食ですよー🥣😊』
って、
食べられるわけないじゃん😭
とは言え何も体に入れないのは良くないので牛乳だ喧嘩飲むことに。ちょっとずつちょっとずつ。
何故ちょっとずつかと言うと、一気に飲むと耳がキーンとなって痛いのと気管に入ってしまってむせるから💦
10時になると診察室に呼ばれて…
『はい、じゃあ今から鼻の詰め物取りますねー😊これで幾らか呼吸が楽になりますからねー😊』
と鼻から…
生まれてからかつて見たことの無い女性の小指くらいの大きさ、質感は焼肉の上ミノの様な物体が片方の鼻から3個ずつピンセットでニュルニュル〜っと引き出されました…。
『一体なんですかこれ❓😭』
当然聞きますよね💦
『これはねぇ、止血用に詰めたコンニャクなのよ😊』
コンニャク⁉️
『そう。凍りコンニャクって言うのよ😊』
後に調べました。
これです👇
って言うか、寸法が8.5センチ×6センチ×3ミリってまあまあデカい💦
これが片側3枚❗️
血に染まったコンニャクを見ながら
『あー…鼻呼吸…出来てる…😭』
と鼻呼吸なら感謝🥲
『増子さん、
まだ、奥にガーゼが4枚入ってるんだけど、これを抜くのは退院した後の診察の時だからね😊』
まだあるんかーい😭
鼻呼吸全開も束の間。
直ぐに鼻詰まり状態に。
でも僅かでも鼻で呼吸が出来るのと、全く鼻で呼吸が出来ないのとでは天と地ほどの差がありました。
コンニャクの抜去を終えて病室に戻ってベッドに横になりTVをつけてみる。
激痛が続いているので画面を見ていると更に頭が痛くなってくる…💦
なので音だけ。
『あ、Bluetoothスピーカー持ってきたんだ…』とiPhoneをスピーカーに接続。
TVの電源を落とし、ずっーと音楽を聴きながらひたすら痛みに耐えていました。
でも鎮痛剤無かったらマジヤバいと思いました。
精神力弱い人だったら気が変になってしまうんじゃなかろうかぐらいに。
その晩は『プハー!』と目覚める回数は減ったものの痛みが引かずなかなか寝付けず、しかも寝ても直ぐ起きての繰り返しでした💦
そして入院4日目の翌日のお昼あたりから急に痛みが引いてきました。
『チャンス❣️』
と思い病院近くの隅田川沿いへお散歩に🚶♂️
いや〜〜〜
とてもいい気分転換になりました😭
明日は退院❤️
続く…。
Vol.2
続きです。
手術台に仰向けになった後に鎮静剤を静脈注射されると鎮静剤が体内に入ってくるのがわかります。鎮静剤は左手の甲に予めとってある点滴のルートより注入されます。この時左手の甲が一瞬冷やっとします。
『あ、今入ったなぁ…』と分かってから数を数えてみる。心の中で『40』と呟いたのは覚えています…。
ところで私が今回受けた手術は、
1.両側内視鏡下副鼻腔手術
(両方の副鼻腔内の薄い骨の隔壁で仕切られている空間をブチ破り隔壁が無い空間にする)
2.鼻中隔弯曲矯正術
(鼻の中央にある左右の鼻を分ける鼻中隔という骨が曲がっているので、曲がっている骨を切除する※取り出しちゃう)
3.両側下鼻甲介粘膜切除術
(鼻腔内にある下鼻甲介という粘膜の腫れ上がっている部分を削ぎ取る※焼き切る?)
と、副鼻腔炎の手術では食事に例えるならオードブル、メインディッシュ、デザート一通り楽しめるフルコースです。
手術前に先生から『増子さんはフルコースの手術なので、手術自体で3時間半はかかりますね😊』と言われてました。
さて、鎮静剤で眠ってからの記憶は当然ありません。
『増子さん…』と呼ばれて目が覚めます。
全ての手術が終わってました。
と、この時です!
両方の二の腕が攣ってしまいました。というか、攣っていました。腕が曲がったままの状態で痛くて伸ばせません。ふくらはぎのこむらがえり状態です。
『イテテテテ…
二の腕が攣ってる…』
呟くと看護師さんが二の腕に触れて
『本当、攣っちゃってる!』と両方の二の腕をマッサージしてくれて何とか腕を伸ばすことが出来ました。
落ち着くと先生が『増子さんの手術大変でしたよ〜。5時間くらいかかっちゃいましたよ😊』とのこと💦
その後ストレッチャーに乗ったまま病室へ移動。
ちなみに手術前は…👇
自撮りとかしちゃってますが…
手術直後は…👇
こんなです💦
※看護師さんに記念に撮ってもらいました。
看護師さんは『術後の無事な姿を写真で送るんですね❗️😊』笑顔で撮ってくれました。
さて…
ここからです…
味わったことのない地獄を経験するのは…
ちなみに全く知らない人で鼻中隔弯曲矯正術を受けた人はこんな動画を上げてました👇
※👇は写真だけです。
それだけキツいんです💦
この後私も例外に漏れずとてつもない痛みを味わうことに…
続く…。
The Surgery Vol.1
5、6年前からかな?もっと前?
人間ドックで頭部のMRI検査結果に
『副鼻腔炎の所見あり』
と診断されることが度々。
4月だったかな?歯医者さんき歯の定期健診と歯石取りをお願いしに行った時にレントゲン検査もしてもらいました(前回のレントゲン検査が5年前だったので)。
虫歯を全て治療してもらい定期的に健診に通ってるのと、歯の磨き方の指導を受けたりして口腔内を清潔に保つのを自分自身で気を付けていることもあってか歯周病、虫歯は無し。
ところが、レントゲン写真を見た先生が『増子さん副鼻腔炎ですね。結構酷そうですよ。』と…。
確かに一年前あたりから鼻詰まりが酷くなっているかなぁ…。
どうしよう?と思い30年近くお世話になっているS先生👨に相談してみることに。
(S先生には病気関連では何時も先ず相談させてもらってます。私のかかりつけ医的な頼れるお方です。)
S先生は直ぐに聖路加国際病院の耳鼻咽喉科の部長のC先生👩に繋いで下さいました。
紹介状を持って聖路加国際病院耳鼻咽喉科部長のC先生訪ねて診察を受けると…。
『増子さんの副鼻腔炎の酷さは中の上ぐらい。
手術した方がいいですよ😊』とのこと。
『増子さんの手術は副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症の手術を両方やるのでフルコースになりますね。恐らく五日間程度の入院が必要となりますよ😊』
と笑顔で😅
でも手術だの入院は初めてでビビっているのが伝わったのか、
『全身麻酔での手術になるので痛みは感じませんよ😊そんなに怖がらずにリラックスして下さい😊』
大丈夫そうだなぁ…と思い腹をくくって手術を受けることにしました。
5月30日に入院して翌日31日が手術。
6月3日に退院予定。
30日に午後に入院手続きして病室へ。
夕食を18時にとってからはその後は絶飲食。
(全身麻酔を行うので)
手術の前日は緊張して余り寝むれませんでした💦
翌日は朝8時から手術の準備。
手術用の手術着?に着替えたりと病室で看護師さんと準備をしているとC先生が病室までお迎えに来てくれました😅
程なくして歩いて手術室へ移動。
手術台の上に仰向けに寝ていると麻酔医さんや手術室の看護師さん達の自己紹介と術式の再確認をされました。
さて、手術。
点滴から鎮静剤を注入し眠りについた後に気管に挿管したり尿管を挿したりと全身麻酔開始。
鎮静剤を注入されました。
段々とボヤァとしてきました。
恐らく1分も経たないうちに深い眠りに…。
続く…。