●帝王切開翌日～退院日まで
こんにちは！
さいたま 武蔵浦和
マタニティ向け整体・産後骨盤矯正
産前産後ママ専門の出張整体
ヴィラフォーママの阿久根愛です。
いつもご閲覧ありがとうございます＾＾
初めましての方へ。
私は３人の娘を帝王切開で産んだママセラピストです＾＾
帝王切開について色々書き綴っています。
どうぞよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【帝王切開の翌朝】
６時、検温で起こされる。
正確には、恵愛病院は朝６時になると
お上品な音楽が全室流れてきて、放送で起こされます。
どこまでもお優雅なお病院です。
手術の翌日朝やることは
・水を飲む
・起き上がって部屋のトイレで用を足せるか
・新生児室へ自力で歩き、ベビーとご対面
の３つの関門。
赤子を抱くため、絶対の絶対にクリアしたるわい！と、イメトレだけは完璧。
イメトレの甲斐あって、看護士さんに「全く問題ないわね！」と太鼓判を押されるほど
フツーの人と同じように水を飲み、
フツーの人と同じようにトイレまでスタスタ歩き（ちょっと無理した）
フツーの人と同じように元気よく新生児室へ行くことが出来ました。
ご対面後は部屋に戻り昼食。
メニューは重湯となんかの付け合わせ。
夕飯はやっとご飯！って感じの病院食。
明日からの豪華食事が楽しみで仕方ない。
痛み止めのお陰で、手術二日目も痛みはまだない。
【手術三日目】
帝王切開を完全に舐めてかかっていた日から３日後。
痛み止めが切れ始めたことで事態は急変。
とにかく。
腹がめっちゃ痛い。
ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!後陣痛！！！
※後陣痛は出産してすぐに始まっているんですが痛み止めの効果で全く感じず。
痛み止めが切れる頃に初めて痛みを実感するのです。
痛くて痛くて、体を90度曲げていないと歩けない。
まっすぐしようもんなら、腹筋引き伸ばされて悲鳴が出る。
「痛い・・痛いよぅ・・・」
と声に出してないとどうしようもないくらい痛い。
痛すぎてずっと仰向けに寝ていられず
寝返りしたり、携帯いじったりしてみたけど。
痛いことに変わりなし。
（そりゃそうだ）
どう痛いって
お腹の全肉を指全部使って思いきり捻られている感じ？
下痢の超絶ヒドいやつに長時間襲われ続けている感じ？
こう言ったら伝わりますでしょうか。
（恐ろしすぎる）
思いきり悪態がつける個室で良かったと心底思った。
大部屋で帝王切開だったら色々無理だったね。
だけど私は耐えた。
耐える方法はただ一つ。
本陣痛よりマシな痛みなはず！！！
と思い込む。
そうでも思わないとやってられないッス。。
この時初めて思った。
「痛いのが嫌で選んだはずの無痛分娩。よりによって、一番痛みが長引く方法で産んじまったぜ・・ハハッ・・」
この日はほとんど一睡もできずに朝を迎えてしまった。
後陣痛の痛みは引き、次に来たのは傷口の痛み。
後陣痛は薬でなんとか散らせるけど、傷口の痛みは耐えるしかないと看護師さんに言われ、泣く泣く耐えながら授乳(全然うまくいかない)を続ける。
くしゃみ、咳、笑う。
この動作するだけで、痛くていちいち死亡。
これから帝王切開やる人ーーー！
いいですかーー！！
これだけは厳守して！！！！
風邪引いたまま、入院。
これ絶対やっちゃダメ。
常識的にダメとかでなく。
くしゃみ、鼻をかむ、咳払い。
風邪によるこの三大行為は、死亡します。
マジで。
絶対絶対！万全の体調で臨んで！！！
(切なる願い)
この日の体は、90度から75度くらいになった(笑)
まだまっすぐには出来ない。
【手術五日目】
だいぶ体をまっすぐできるようになってきた。
人間らしい生活も(くしゃみ、咳、笑う)
そこそこ難なくできるようになる。
日にち薬で、朝起きるたびに痛みの度合いが減っているのを実感する。
【退院前日】
いよいよこの日は「抜こう(ばっこう)」といって
傷口にホチキスのように止められていた糸を外す日。
私「痛いですか？」←いちいち確認する人（笑）
先生「まぁ、傷の痛みよりは痛くないよ」
なーんだ、良かった♡
ベッドに仰向けになりその時を待った。
で。先生の言葉。
信じたアタイがバカだった。
バチンッ！（糸を切る音）
「いて。」（まだ余裕）
バチンッ！
「いってぇ」（おかしいぞ）
バチンッ！
「いでっ！」（話ちげーぞ）
バチンッ！
「いでっっ！！」（うそでしょ）
バチンッ！
「い゛だい゛っ！！」
バチンッ！
「い゛だい゛ーっ！！」
んだよ痛いじゃんよセンセー！！！（恨）
縦切りの場合、抜こうは上（お臍の少し下）から下に向かって外していくのですが
お臍あたりはまだ刺激に耐えられる。
しかし、下に行くにつれ痛みがハンパない・・！
例えるなら、
股の毛を数本まとめていっきに引っこ抜かれる痛み
＋針でヂクッとされているような。
痛いは痛い。
けどこれは瞬間的な痛みだし、終わりが見えるのでまだ頑張れる。
頑張れる、と書いた割には
「先生、あと何回！？あと何回！？（必死）」
と聞いていたけど（笑）
どんだけチキンなん。
【退院日】
お腹の痛みはまだ感じるものの、直立姿勢でスタスタ歩ける。
何事もなかったかのよう。
ニンゲンの回復力、侮れないわ。。
この記事の中で「痛い」のワード、何回出てきただろうか（笑）
どれだけ私が痛みに弱く、チキンだったかということがお分かりいただけたと思いますが＾＾；
それでも、あと二人は産みたいと思った。
痛みを忘れることはないけれど、それ以上のことがあるから頑張れる。
それは、自然分娩でも帝王切開でも同じことだね。
これにて、帝王切開の詳細レポは一旦終わり。
少しでも、帝王切開の方々の参考と勇気になれば。あ、勇気は無理か(笑)
長々と読んでくださりありがとうございました！
産前産後ママ専門の出張整体
Villa for mama 阿久根愛でした。
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