西麓界隈の田植えは概ね終了し、水田は鏡のように辺りの風景を映

します。6月は水無月とも水張り月とも言うそうですが、後者の語源

を彷彿とさせる風景です。

原村特産のセロリ畑が広大に拡がります。ハイシーズンへ向けて農家

さんの作業も活発に始まっているようです。このまま梅雨入りを思わ

せますが、来週から晴れるそうで、季節はそう簡単ではありません。

この週末は雨の週末となりました。畑の作物にとっては恵みの

雨でしょう。草花は伸び放題になりつつありますが、山荘周り

の野良作業も今回はお休みとなります。仕方ありません。

雨なんだから。

一時25度まで上がった気温も逆戻り。床暖房を入れました。

外来組の花や鉢植えがなかなか育たないのも頷けます。

レンゲつつじは開花のピークを越え、花が落ち始めました。

花の大きい順に開花し、一番小さな種が最後に花をつけます。

大木委の陰で広く花を拡げる小輪のつつじ。これはこれで

なかなかの迫力です。

ところで、度重なる被害に対抗して先週設置した動物撃退器

センサーで動物を捉えフラッシュと超音波を発信します。

機能したらしく、植え付けた花に被害はありませんでした。

どうしても山荘周りを花で飾りたい奥方の願いは通じるか・・・

来週の花壇がどうなっているか、山荘ライフの大きな節目になりそうです。

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「水張り月」の風景