MacBook Air で、Studio Oneを動かしてみました。 | いいものは、いい。vil*Blog

MacBook Air で、Studio Oneを動かしてみました。

vilPです。
DAWをStudio Oneに変えてからいろいろと試してみているのでそういう話題が多くなってしまっていますが、いろいろ考えています。
(発売されてだいぶん経ってしまっているので、実はよそを探したら色々情報でてきます。遅れてるのは自覚アリです(笑))
外出先の作業を、そのまま家のPCに持ち込みたい。

vilPは現在、WindowsのデスクトップPCをメイン機に、MacBook Airをサブ機で使っています。すごい軽いラップトップのMacは出先で使っているのですが、曲を思いついたりしたとき、Macを持ち歩いていればMacの、なければiPhoneのGaragebandでメモをしていました。
家に帰ると、それを元に耳コピしたりしているのですが、これ、意外と時間のロスになっているんじゃないか?と思い始めてしまったわけです。一回作ったものをもう一度作るわけですからね。

今まではSonarを使っていたわけで、これはWindowsにしかインストールできないDAWです。Garagebandは逆にMacOS、iOSしか使えません。ですが、今使っているStudio OneはWindows、Mac両方使えるのです。

これはなんとかできそう。


実は複数台にインストールできたStudio One。

ということで、ちょっと調べてみました。
なんとStudio Oneは5回のアクティベーションに対応しているようです。
これは同じユーザ(vilP)が使っている端末だったら、5台まで同時使用できるということ。つまり、1ライセンスを買うことで、メイン機とサブ機、両方にインストールすることができます。太っ腹!

というわけで、さっそくインストールしてみました。

片方macだったので少し不安でしたが、先日作ったPresonusのユーザアカウントを入れて、無事にアクティベーション完了。


MacBook Air でも動作は軽快。

無事インストールできたということで、動作を確認してみます。デモ曲が入っていたので、流してみます。

・・・すごく軽快です。すごい。音も途切れません。
すごいと思うのは、専用のオーディオインターフェイスなどを使わないで、MacBookに標準で入っている音源ボードで問題なく動いちゃうこと。ちょっと無理させようと色々と処理が重そうなプラグインを差してみましたが、外出先のメモ程度でしたら全く問題ないレベルで軽快に動きます。

さすが軽快さを売りにしているStudio Oneです。


リアルタイム演奏での打ち込みも、ちょっとはできる。

Studio Oneではソフトウェアキーボードが使えるということでこちらを設定してみました。

Studio One のソフトウェアキーボード

ただ、これだと1オクターブしかないのでちょっとボイシングが違うコードの押さえ方だとうまく入力できません。(2回に分ける必要がある)

もうひとつ、何だか押さえてくれない和音がありました。
あんまり使わないだろうけど、上の写真だとE,6,Tを同時に押さえたとき。なぜか2音分しか鳴らないのです。ですが、ちょっと調べてみると一般的なキーボードはあまり同時押しに対応していないようで、Studio One のせいというよりはMacBook側のキーボード仕様かもしれません。まぁ、2回に分けたりすれば使えなくはないので大丈夫です。

一応機能としてはあるけど、これについてはiPadとかのタブレットの音楽ソフトの方が使いやすい印象です。

他には、普通にピアノロールがあるので、そちらでポチポチしても全然大丈夫。
そっちは違和感なく使えました。


データのやり取り方法

Macでメモを作ったとして、データをどうやってメイン機に持っていくか?ということですが、これは簡単でした。プロジェクトごとにフォルダができているので、そのままコピーできればいいのです。
今回はDropBoxで実験。フォルダを一度圧縮してWindowsに送って、解凍して読み込ませてみました。
すると、Windows側でもうまくそのまま再生されました。問題なさそう。

Dropbox
https://www.dropbox.com/

容量的には、内臓音源でのMIDIの打ち込みだけだと、そんなにいかないようです。
(簡単に作って10MBいかなかった)
録音とか入っちゃうと加速度的に容量が増えちゃうので、MacBook Air のような容量が小さなラップトップだと、必要最低限にしておいたほうがよさそうです。
クラウドでデータがやり取りできるということは本当に便利ですが、やっぱり容量に気を使います。
録音ベースで使おうとした場合、USBメモリやSDカードが必要かもしれません。
(まぁ、外でメモ程度に録音というのはあまりやらないでしょうけど)


まとめ

Studio One はサブ機にも使えます。Mac Book Air のようなちょっと非力だけど持ち運びが簡単なラップトップでも、動作が軽いので問題なしです。オーディオインターフェースを別にして持って行くようなこともしなくてOK。本当に、本体だけ持っていけばいいです。

ただ、メモするなら手軽な方がいいのですが、生鍵盤派の私的にはちょっと打ち込みがきびしいかもです・・・が、カフェとかでMIDIキーボード接続しだしてなんか音でないのにカコカコと演奏してる仕草になる、みたいなのもどうかと思います・・・。
慣れたら大丈夫かもしれないので、がんばってみたいです・・・。

とりあえず、もう少し使ってみたいと思います。
vilPでした。