芦田直子です。
今日はずっと前から気になっていた「好転反応」について。。。
女性に特に多いのですが、(感情移入しやすく盲信するからでしょうか)
・ぶつぶつが出た、きっとこれは好転反応
・眠くなった。これは好転反応でしょう
何かにつけて使われる、この言葉。
ウィキペディアより。(ソースとしてウィキペディア出すのはどうかと思うけど)
好転反応(こうてんはんのう)とは東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で起こる予期しない激しい身体反応のこと。 またいわゆる健康食品や健康器具のセールスの場にて、しばしば副作用、不適応をごまかすための用語として使われる
最後のアンダーライン、見逃さないでくださいね。
信じれば信じるほど、これはいいものなのだ!
だっていいって思ってるから・・・!と意固地になりがちです。
・クリームを塗ったら吹き出物ができた。好転反応だ
それは本当はかぶれてるだけだったりします。・〇〇(特に玄米などを食べ始めたときに多い様子)を食べたら痒くなった。好転反応だ
それは食物アレルギーの可能性が高いです。・スタッフのかたに「好転反応です」と言われた
なにをもって「好転」反応なのかきっちり聞いてください。理論は大切です。感情的にならず、極度に感情移入せず、客観的に見ることで
自分の身体には本当は何が必要なのか、わかってくると考えています。
例えば、化粧品も。
毒性判断などの成分辞典は、非常に著者の意向で内容が変わってきます。
ひとつの判断基準として、
見る分にはいいのですが、それだけ!!という選択肢のない状況は危険です。どれが本当で、どれがマーケティング戦略なのかは一見わかりません。
私のように、開発し作り、世に送り出す側が
情報開示もしくは皆さんに疑問を投げかけていけたらと思っています。
好転反応、それは時に理由付けのための欺瞞だったりします。
お気をつけください。
化粧品でかぶれたら、即刻使用をやめて皮膚科にかかってください。
医師は、医学という根拠のある体系付けられた知識を持っています。
それではみなさま、本日もお疲れ様でした

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