あなたのことは、決して忘れません。 | 紺碧の、活力ある伝承物

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大人気ない大人の日々の暮らしと、独断と偏見に満ち溢れた独りクルマ談義

私の眼は、しばらくパソコンのモニターに釘付けになったまま、動けませんでした。



読者登録させていただいている、ある方のブログ。


30歳の女性。


難病に侵され、9年もの間想像を絶する闘病生活を続けてこられている方です。


私自身、難病に侵された母に3年間寄り添い、そして看取った身。


病気の種類は全く異なりますが、とても他人事とは思えず、


ずっと彼女のブログを拝見させていただいていました。






病状はまさに一進一退。


一時は社会復帰を果たすまでに回復しながら、再び悪化の繰り返しです。


何度も厳しい状況に追い詰められ、ブログの更新が途絶えることもしばしばでした。



若い、チャーミングな娘さんです。


やりたいことはいくらでもあっただろうに、病気によってそれが次々と奪われてしまう。


その苦しみ、悲しみ、喪失感たるや、到底言葉で表現できるものではないでしょう。



しかしそんな中でも彼女は、いつも「生きて」おられた。


「今」を大切に。






・・・そんな彼女のブログが、10月20日を最後に更新されない状態が続いていました。


もしや再び病状が悪化したのだろうかと気になりながらも、私に何ができるわけでもなく、


ただ待つしかありません。






そこへ、昨日の夕方。


更新されていました。


あぁ、よかった・・・と安堵しながら、早速開いてみたのですが・・・











「ブログを通じて、○○にお力添えを頂いた皆様へ

 ○○の家族のものでございます。

 生前中には、ブログの内外にて、皆様方にひとかたならぬご厚情を賜ったこと、

 本人にかわり厚く御礼を申し上げます。

 ○○は11月3日早朝に病院のベッドの上で家族に見守られながら息を引き取りました。

 30歳でした」











・・・私の思考回路は、一瞬にして停止しました。






ご家族、恐らくはお母様か妹さんの手による、静かに丁寧に綴られた文章。


そしてその中に秘められた、深い深い悲しみ。



言葉が出ません。


・・・いやむしろ、何も言ってはならない気がしました。






長い長い、辛く苦しい闘病生活からようやく解放されて、楽になれたかも知れない。


けれど彼女は、もっともっと生きていたかったんだ。


ご家族はそんな彼女に、もっともっと生きていて欲しかったんだ。


この心情は、当事者でなければ決してわからない。


だから、何も言わない。


言えない。


言うべきではない。






ただ、これだけは言わせて下さい。






ご家族、ご親族、ご友人の皆様と同様に、


私たち読者の心の中にも、あなたは今も生き続けているということを。


そしてこれからも、永遠に生き続けるということを。



あなたのことは、決して忘れません。


・・・ありがとうございます。






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