昨日、介護施設での運動指導をしてきた。
介護施設といっても、老人ホームで比較的介護度が高い人が多い。
私の指導は、運動を楽しく行うことを基本に置いている。
楽しいということは、脳が非常に活性化され、神経系機能が衰えている高齢者には非常に重要なことと感じている。
特に、介護認定を受けている人は、運動への抵抗感もあり、楽しくすることで、やってみようと思ってもらえる。
しかし、楽しい指導は、一見すると単なる『遊び』とみて、誰でもできるように感じてしまわれます。
『遊び』とは、スポーツの原点の形です。
遊びを単なる遊びとしてやっているなら、単に楽しい時間を過ごすだけでしょう。
しかし、本来苦しいはずの運動を遊びの動作に取り入れることで、知らないうちにたくさんの運動を行うことができ、その運動は、日常生活にもつながっていく。そんな仕組みを作るのが『遊びの指導』なんです。
前段が長くなったが、昨日の指導で、50音エクササイズを行い、その後に、下肢筋力強化のエクササイズを行いました。
50音エクササイズでは、大きな声で発声しそれに合わせてエクササイズを行います。
結構、楽しいんですよ
これが・・・
そうすることで、脳内は活性化し、動くことが楽しくなり、身体の筋温が上がり、動きやすくなる。さらに、心拍数も適度に上がり、運動の準備ができ、気持ちが充実してきます。
その後、今回は、筋力アップのエクササイズ。
皆さんホントに介護度が高いの…
と思えるくらいの動きができていました。
さらに、大きな変化のお話が![]()
車いすのおばあちゃんが、帰り際に私を呼び止め、『私は、普段は全く話をしない。それは、うまくしゃべれないからなんです。でも、今日は、運動に参加して声を出したりしながら運動も下から、思うようにしゃべれるようになった気がする…』と約5分くらい、お話を聞いていました。
完全に証明はできないけど、楽しんで声を出し、運動を行うことで脳が活性化し、会話がスムースにできるようになる刺激が生まれたんだろうと思う。
私たちの活動で、少しでも日常的な楽しみが維持できれば、うれしいことです。
これからも楽しんで遊んでもらえるように頑張ります。