大きくなるにつれて、子どもの成長に見えにくい部分が増えてきたことを感じます。
離れている時間も増えるし、
子どもには子どもの世界があるし、
全部を親に話すわけでも見せるわけでもないし。
でも、それこそが成長。
親が誰よりも子どものことをよく知っているなんていうことはなくなっていくものです。
ま、みやぴんに関して言えば、私には分からないことだらけです。小さい頃から。笑
きっと、そのくらいがいい。
分からないことだらけだから知りたいし、知ろうとするし、知れば興味深いことばかりで、私は一人の人としてみやぴんのことが大好きだなと思うのです。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
5月といえば運動会。
最高学年の今年はお役目の多い、大忙しのみやぴんでした。
放送委員としてアナウンス。
応援団としてグラウンドのあちこちで応援の掛け声をかけて、応援合戦では太鼓を叩いて全体をリード。
野球部として1年生の玉入れのお手伝い。
そして、自分達の出番は徒競走と騎馬戦。
アナウンスはどこか照れ臭そうな、でも誇らしげな声。
応援は最初は少し恥ずかしそうに、だんだん気合いが入ってきて、最後はよく声が出てた。
応援合戦の太鼓。今年もオーディションで勝ち取った役割。去年は本番中にバチを飛ばしたけど、今年は(練習中にバチを折ってしまったらしいけど笑)しっかりダイナミックに叩いて感動。
玉入れのお手伝いは1年生の投げる球が当たるわぶつかられるわ…でも終始丸く小さくなって籠を押さえてた。そして見せ場の球数確認は、早いリズムの太鼓に合わせてちゃんと投げてた。みやぴんの持ってた籠に一番沢山入って51球。嬉しそうな1年生をバックに、籠をかついで片付ける姿もとてもお姉さんらしかった。
徒競走はゴール手前で余裕があるくらいの1位。
騎馬戦は最後の最後にみやぴんたちの馬(みやぴんも馬)に騎乗した子が大将の帽子を取って大逆転勝利を演出。「作戦がうまくはまったんだよー!!
」と大喜びのみやぴん。
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
6年生の運動会は、本人も大満足大活躍で終了。
![走る人](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
野球部は夏が試合シーズン。
大会への出場を前に、練習試合が何回か組まれています。
休みと練習試合がうまく合ったので見に行くことに。
試合のメンバーは当日決まるとのことだったけど、なんと、6番セカンドでスタメン出場のみやぴん。
マジかー![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
練習試合なので2イニングのみ。
第一打席は四球で出塁、四球や盗塁で進塁して最後はスクイズで生還。第二打席は惜しい当たりだったけどショートゴロ。
守備は声もしっかり出てたし、セカンドにゴロが飛んできたときも「わっ!大丈夫か!!」と私が焦ったのも束の間、うまく捌いてアウトをとってました。
野球が好きなのも、野球部が好きで頑張ってきたのもよく知ってる。
だけど、こんなにも試合に対応できるようになっていたのかと、我が子なのに見たことのないみやぴんを見るようで、とても新鮮でした。
![野球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/048.gif)
2年前、「野球部に入りたいの」と言ったみやぴんに、ひっくり返りそうに驚きました。
ボールを触ったこともバットを持ったこともない。ルールだって大して知らないみやぴんが、野球を大好きになって、男子ばかりの中で頑張って頑張って続けてきたこと。
小さい頃からクラブチームに通っている上手な同級生たちが試合に行く中で、その中に入れない悔しさにまたがんばってきたこと。
いつの間にか、一緒にやってきた男子に競り勝ちベンチ入りし、今年は一桁の背番号が着いたユニフォームをもらえたこと。
やりたいならやってみればいいと思いつつもハラハラ見守ってきた私をよそに、みやぴんは自らの可能性を大きく花咲かせたのを知りました。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
人間は、一人の例外もなく、いつか、その人なりの形で、ヒーローになる可能性を持っている。
向かい合う相手をそう信じること、信じきること。
私の価値観や枠で相手の可能性を決めるのではなく、相手の内側から無限の可能性が湧き出ると信じること。
そして、その人なりのヒーローになった姿を喜び合うこと。
そうすることで、人は可能性を広げて、前向きにな気持ちを持って行ける。
ムスメの成長は、そんなことを教えてくれました。
人を育てる楽しさを教えてくれてありがとう、みやぴん![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)