マリー・アントワネット展 | 願いを叶える♡ ストーリーミニチュア Atelier chou chou

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ストーリーミニチュア Atelier chou chou の Sstomi です。

 

森アーツセンターギャラリーにて開催されている

「マリーアントワネット展へ行ってまいりました。

 

 

 

 

 

3連休の中日とあって、当日チケット販売窓口前は大行列。

 

前売りチケットを持っていましたが

会場への入場にも15分ほどかかってしまいましたが

平日はもう少しゆったりと鑑賞できるようです。

 

 

展示会場は

生誕から死刑台までのアントワネットの生涯を

13のプースに分けて紹介しています。

 

 

中でも印象的だったのは

「王妃に仕えた家具調度品作家たち」。

 

私が大好きなあの場所

ヴェルサイユ宮殿の「王妃の寝室」の

 

暖炉、暖炉用衝立、寝台の上掛け、枕、背もたれなどの

デザイン画が公開されていました。

 

 

絵だけでも十分に本物をイメージ出来るほど

とても緻密なデザイン画。

 

 

アントワネットは自分が欲しいもののイメージを

ハッキリと持っている女性だったようです。

 

自室の建築的デザイン、家具、ファブリックに至るまで

詳細なイメージ画を描かせることによって

細かな支持を出していたのだとか。

 

 

あの可愛らしいデザインは全て

アントワネットのセンスだったのですね。

 

現代に生きていたら

インテリアコーディネーターとして脚光を浴びていたかもしれない!

 

 

近くで鑑賞ができてうれしかったのは

王妃の寝室の夏用の壁布と

ビリヤード室の壁布。

 

ベルサイユ宮殿で見た時から憧れていたデザイン♡

 

 

 

 

 

 

 

色とりどり花のブーケと、

孔雀の羽、薔薇の花冠、パンジー、ライラックで作られたブーケを

リボンでつないでて

 

女性が大好きなアイテム満載の華やかで可愛らしいデザイン。

 

 

余談ですが細見貴子さんのプリンセスハウスで取り扱っている

「マリーアントワネットコレクション」には

 

もう少し落ち着いている、

でも華やかで女性らしいファブリックが展開されていて

美しいな~って見ています。

 

 

 

 

 

これはアントワネットの浴槽です。

 

浴槽は銅製で、肌に直接触れないように

麻の大きな布で覆って使用していたそうです。

 

蛇口は温水の冷水に分かれていて!

 

アントワネットの浴槽だけ

給湯システムが完備されていました。

 

 

フランスは水が衛生的ではなかったので

病気を避けるためにほとんど入浴をすることがありませんでした。

 

水が綺麗なウィーンでは、入浴は日常的だったので

宮殿ではアントワネットだけ、毎日入浴をしていたのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、フェルゼン伯爵との恋♡

 

2人の間の暗号が公開されています(上)。

 

下はアントワネットからの暗号文を

フェルゼンが清書したもの。

所々、文字を抜かして全容は判らないように書かれているそうです。

 

アントワネットとフェルゼンの恋は本当だったんですね。

 

 

でも、あのフェルゼンの肖像画は本当なのでしょうか・・・

漫画や映画のイメージとギャップがあって

ちょっと、受け入れがたい気がします💦

 

 

華やかな文化の中に生きながら

革命という地獄の中で断頭台の露と消えて行った

アントワネットの生涯を、

 

絵画や調度品、リアルに再現された居室や浴室、

今はないプチアパルトマンの図書室をプロジェクションマッピングで再現されていたり

と、最後まで飽きることなく、たっぷりと鑑賞することができました。

 

見応え十分のアントワネット展。

 

特にじっくりと読みたい手紙のコーナーは大混雑で

案内係の人が常に大きな声で誘導しているので

 

集中して読むことができないのです💦

 

だからじっくりと鑑賞するのなら

やっぱり平日がお薦めです。