ある起業家が、
一枚のTシャツを「アンカー」にしている
という話を読んだことがあります。
私が作っている「ストーリーミニチュア」に
共通するところがあって、とても興味深いお話だったので
簡単に紹介したいと思います(^-^)
アンカーというのは、英語で「錨(いかり)」を表していて
「固定する」とか、「支える」という意味で使われることがあります。
その起業家は、
世界から貧困を無くす!
という強い意思を持って起業したのですが
その技術を受け入れてくれる会社は全くなかったそうです。
営業先は500社。
これは前人未踏の数のようです。
2年かけての営業では、
流石に心が折れてしまいそうな時もあり、
志していた方向が、ずれてしまいそうになったことも。
そんな時に初心を思い出させて
方向を正してくれていたのが
意思を決目た時に購入した
一枚のTシャツだったそうです。
彼にとっては、
このTシャツがアンカーだったのです。
「アンカー」とは、
「望み」への方向がずれてきてしまった時に
本来、向おうと決めていた方向の「シンポル」となり
軌道修正する「きっかけ」を作ってくれるものなのです。
このストーリーを読んだ時に
私自身の経験が重なりました!
「結婚した~い!」
と望んでいたころ、
あの「幸せを運ぶ人形」が
正に私の「アンカー」でした
願いを叶えたくて
沢山、行動を起こしても
なかなかその願いに手が届きそうに無い時
「もう諦めたほうがいいのかな」
「やっぱり私には無理なんだ」
「他の道を選ぼうか」
と、落ち込んだり迷ったりしてしまう。
それは誰にでも当たり前に起こることで、
意思が強い、とか弱い、ということではない
と、その起業家は言っていました。
そんな時は
望んでいる場所から、少し外れた方向へ
ベクトルがずれてしまっているだけ。
ベクトルの方向を修正する方法さえあれば
きっと望む場所へ行く事ができる。
500件の会社から受け入れられなかった時
さて、次はどうしようか・・・
彼には501件目の会社へ営業をかける、
その選択しか考えませんでした。
そして501件目に訪ねた大手企業に
彼の技術は受け入れられたそうです!
そういえば
お見合いを100回以上繰り返して
「結婚」という望みを叶えた
という女性がいました・・
毎日、毎日、
違う男性とお見合いしていたそう。
毎日お見合いって、凄い・・・
「結婚」と「ビジネス」は全く別ものだけれど
「望みを叶えた」という点では共通しています。
「結婚」に向かって精力的に行動し続けた彼女にも
時には落ち込んだり、迷ったりした日があったはず。
でも
彼女は彼女に合ったベクトルを修正する方法を
きっと知っていたのだとろう
そう思うのです(^-^)