おはようございます。

福祉(さいわい)を弘めるライフアドバイザー 箕音です。

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鹿沼市内にあります磯山神社に参拝してきました。

鹿沼市の南西部の地に鎮座します。

創建は988年と千年以上前。

御祭神:大己貴命(大国主命)出雲大社の御祭神・縁結びの神様。須勢理毘売命(大国主命の妻)

 

北関東の紫陽花の名所でもあり、6月15日~6月30日迄「あじさい祭り」が開かれています。

参道・社殿周囲に28種2500株の紫陽花が咲きそろっています。

ご神木の杉と大黒天と恵比寿様の像が拝殿の横にあります。

杉の大樹に囲まれ紫陽花の花の色がひときわ目立ちます。

18時から20時まで提灯の灯りがともり幻想的に。

 

参道の階段を上がると拝殿があり、今の時期、茅の輪が設置されています。

茅の輪くぐりといって日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ

茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪をくぐることで心身を清め災厄を祓い

無病息災・厄除け・家内安全を祈願するというものです。6月30日に行われる「夏越の祓」の神事の儀式のひとつです。

8の字を描くように茅の輪をくぐります。

 

昔の人は食物が傷みやすく疫病も流行りやすいためこの時期に酒や肉を断って身を清め、酷暑の夏を乗り切れるように祈った

と伝えられています。

 

※「茅の輪くぐり」は全国の神社で執り行われています。

 

 

【6月21日は夏至】                                                                                                                    

6月21日5時51分に夏至を迎えます。

この日は「太陽の力が最も強まる日」

1日の日の長さが最長、そして陽から陰に傾むいていく日。

もの事は陰陽のバランスが大事。

太陽は陽・月は陰。

太陽と月でワンセット。

流れが変わる節目の日といえます。

次の節目は秋分の日、これからのおよそ3か月をどう過ごすか。

 

太陽が表すのは、自己主張・クリエイト・アピール力

自分がどうなりたいのか。

どう見せたいのか

自己表現がキーワード。

表現方法は様々、SNS・文章・歌・踊り・絵画等々。

 

太陽は唯一自力でかがやくことのできる天体。

「光り輝く私になる」

 

太陽のエネルギーをしっかりいただきましょう。

・朝陽を浴びる

・早起きして朝型に変える。

・ミュージカル・オペラ・演奏会にでかける。

・情熱的なラテン系の音楽を聴いてみる。

・蛍光灯ではなくLEDにかえる。

・キャンプや海辺で日光浴(邪気祓い)

・天照大御神を祀る神社(伊勢神宮・東京大神宮・芝大神宮)に参拝

 

※伊勢にあります二見興玉神社では、夏至祭(二見浦海岸で早朝3時半から開催される行事)6月21日~6月22日に開催。

海上から見える「夫婦岩」の間から昇る朝日を浴びて禊とし、その後に伊勢神宮参拝します。

 

夏至祭は日本だけでなくスウエーデンやフィンランド・デンマーク等北欧の国を中心に行われています。

太陽の光と生命の息吹を存分に吸収するような躍動感あふれる瞬間を祝うイベント。

農作物の収穫や子孫繁栄の願いが込められています。

 

~夏至の食べ物~

・タコ:田植えの時期と重なり、稲の根がたこの足のようにしっかり根をはるようにということから関西ではタコを食べる習慣が         

    あります。

・半夏生もち:夏至から11日目を半夏生といい、つぶし小麦ともち米を混ぜて作った餅のこと。奈良地方・大阪河内地方で田ん

       ぼの神様に捧げて豊作を祈ったり田植えが終わったことを神様に感謝。

         

・水無月:京都では蒸し暑くなる7月を前に厄払いをし、無病息災を祈願する意味で6月30日に水無月(白いういろうの上に

     小豆をのせた和菓子、白いういろうを三角に切って氷に見立て小豆は邪気を祓う。氷は庶民に手に入らないもの。

・うどん:香川

・小麦を使った焼餅:関東地方

・焼き鯖:福井

・みょうが:三重

・イチジク田楽:愛知県の一部(尾張地方の一部)

 

地域によって食すものは異なりますがその源は自然の恵みに感謝することかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。