こんばんは。
福祉(さいわい)を弘めるカウンセラー伊原景子です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。(感謝
)
人は生きている中で心と環境を含めた不調和が悩みや苦しみを生みます。悩みの深き身の上とは、煩悩といえます。煩悩から生まれてくる迷い苦しみの原因は六つの根本煩悩にあるとしめされています。貪(むさぼる)・瞋(いかり)・痴(愚か)・慢(おごり)・疑(疑い)・邪見(道理が無い見方)。なかでも貪瞋痴の煩悩は三毒といって、この戒めをしっかり守り精進することを教えられています。しかし人は、物事が思い通りにならないと、短所ばかりが目につき不満がつのりイライラが生じカッとなり、人のいうことを聞かず一人さみしくなってしまいます。心身のバランスを崩し、不健康になってしまいまいます。ことわざに「よく深き人と降る雪はつもるにつれて道を失う」があります。まさにこの状態ですね。
お釈迦様の教えは、自分の思い通りにならないことを自分の思い通りにならないことだと理解することから始まります。
ありのままを知る。自分を俯瞰して見ていまの自分はどうなのか見つめなおすことも大切です。三毒の煩悩にふりまわされ、煩悩から生じる怒りは人に害を及ぼすことにもなりかねません。煩悩をなくす・消す・すてることはできませんが、苦しみに対して適切な対処ができるように執着や感情のコントロールができるよう努めたいものです。
まもなく除夜の鐘のときになります。
除夜は、一年の最後の日(12月31日)である「除日」の夜を表します。
「除」は、古いものから新しいものへ変わることを意味することばです。
除夜の鐘とよばれているものは寺院にある梵鐘のこと。梵鐘の音そのものに、悩みや苦しみを断ち切る力があるとされています。
どうぞ良い年をお迎えください。
