風上に立ちし、年老いた男
唐木田のホームに立っております。
灯りの消えた電車の扉が開くのを、
ここでこうして待っております。
風上から漂いし、老いた人間の薫り。
そこには確かに、私と同じ境遇で待つ、
一人の翁ありにけり。
と、まぁ、ばかなことを言っておるわけなんですけど、
今日は二度目の通しであります。
張り切ってまいります。
灯りの消えた電車の扉が開くのを、
ここでこうして待っております。
風上から漂いし、老いた人間の薫り。
そこには確かに、私と同じ境遇で待つ、
一人の翁ありにけり。
と、まぁ、ばかなことを言っておるわけなんですけど、
今日は二度目の通しであります。
張り切ってまいります。