めがね | view design 2.0

めがね

今頃になって、映画「めがね」を見ました。
何故って、親がTSUTAYAさんちから借りてきたから。


荻上直子さんの作品は好きだ。
あの、ちゃんと流れていく感じとか、
一人一人の人間が生きてる感じとか、
もたいさんのこと好きなんだなって感じとか、
こよなく好きです。

「バーバー吉野」と、「かもめ食堂」は既に見ていて、
その時から既に荻上作品は好きだったんだけど、今回ので決定打。
ちゃんと芯を持って、やりたいことを追求できてる。
多分、普通の人だったら、もっとわかりやすいことやっちゃうと思う。
でも、全く逆の方に進んでる。
それは「わかりにくい」ってことではなく、
「わかりやすい方」にいってないって意味で。


最初の方は、小林聡美演じる「タエコ」が何故ここに来たのかってことが気になる。
でも次第に、そんなことはどうでもいいってことがわかってくる。
別に説得させられた訳でもないのに、自然とその状況でも見入れてる。
中盤で出てくる、加瀬亮演じる「ヨモギ」が、
「タエコ」とどういう関係なのかっていうのも、別にどうでもよくなる。
見るべきところは他にあって、そっちの方に興味が向くのだ。
5人の関係性とか、台詞がなくても変わっいくところとか。

この作品は、オレが前に見た二作品と比べて、極端に台詞が少ない。
それは、この荻上直子の挑戦に思えたし、本当にやりたいことだと思った。
台詞がなくてもドラマは起こるし、それは面白い。

小林聡美・もたいまさこ・市川実日子・加瀬亮・光石研の演技も良い。


いやぁ、劇場で見たかった。