『阪急電車-片道15分の奇跡-』
出演: 中谷美紀, 戸田恵梨香, 宮本信子、芦田愛菜、南果歩, 谷村美月, 有村架純
監督: 三宅喜重
原作:有川 浩 「阪急電車」(幻冬舎文庫)、脚本:岡田惠和
宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の、阪急今津線。
その電車に、さまざまな「愛」に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。―
人気作家・有川浩が、阪急電車を舞台に描く、世代を超えた、さまざまの「愛」の物語。100万部突破の大ベストセラー「阪急電車」をファン待望の映画化!!
自分の愛に自信が持てないあなたに贈る、片道わずか15分のローカル線で起こる、小さいけれどあたたかい奇跡の物語。
阪急沿線で生まれ育った私は、電車といえば茶色いもん(阪急電車)でしたので、このタイトルだけでワクワクなのです。
東京の方はよくあることなのでしょうけど関西が題材になることは少ないので、それだけでも興奮もんなんです。
この沿線は兵庫県なので、知らんのですけど、そんなんええんです。
そんな親近感から観たのですが、これが見事にはまりました。
人間の心情描写が上手い!
岡田惠和脚本のドラマは人間描写が上手いですね。
ラスト・プレゼント、若者のすべて、あいのうた等でずいぶん泣かされてきました。
北川悦吏子脚本のドラマにもよく泣かされます。
さて、本作の阪急電車ですが、片道15分のローカル線に乗り合わせた人達の心情をうまく描いた感動の映画です。
他人から見たら何てことのないことかもしれないけれど、悩んでいる人、悲しんでいる人にとってはその一言、思いやりのある人と触れ合うことで救われる。
救いを求めている人、救う人が、一歩踏み出すことで劇的な出会いに変わる。
そんな奥深い映画です。
とりわけ、中谷美紀、宮本信子の演技が光っています。
悲しむ中谷美紀に優しく接した宮本信子が最後に発した「今は恨んでもいい。・・・・・・」奥深い言葉に激震が走る!
ぜひ、見ておいて欲しい映画です。
内容紹介 【映画「阪急電車」公式サイト
より抜粋】
名前も知らない人達は、私の人生に何の影響ももたらさないし、私の人生も誰にも影響をあたえない・・・
世界なんて、そうやって成り立っているんだ・・・
そう思っていた・・・でも・・・
乗りなれた車両。ありふれた風景。
通勤、通学、ショッピング、そして大切な人に会いに・・・その目的は違えども、様々な人生を乗せて走る、電車。
あなたが活字から目をそらしたとき、携帯をしまったとき、ヘッドホンを外したとき、そこには、いままで気づかなかったけれど、ほんのちょっとだけ人生を輝かせる魔法のような”出会い”が待っているかもしれない。
これは、平凡な毎日が”あなた”が視点をちょっと動かすだけで、輝き始める不思議なおはなし。

