陰影のマジシャン 山下工美 トリックアート
明かりによる陰影を巧みに操る 『山下工美 トリックアート』
病院のロビーの壁に取り付けられた流木のように見える一枚の板
これは一体何を現しているのかというと、下から光を当てることによって
膝を抱えた男性の姿が浮かび上がるアートなのだ。
さらに男性は木の上に座っているかのように見える!
光の角度と距離そして木の微妙な形によって生まれる見事なシルエット。
さらにビックリマークに光を当てるとハテナマークが出てくる作品や
上からの光で寄り添う男女を現した作品
影が手をつないでいるように見えるものなど
視覚を刺激する光と影のトリックを作り出すのはニューヨークに在住する
日本人アーティスト山下工美さんだ o(^▽^)o
この少年の絵は、なんと虫ピンと糸を使って描かれています!
しかも糸は一本で、それを虫ピンにひっかけて陰影を現しているのです。
線の濃さを変えたいと思ったら糸をそこまでほどいて作り直さなくてはならない
根気の要る地道な作業だったという。
山下さんが作り出すトリック作品は、身の回りの身近なものを使って陰影を表現するものが多い。
山下さんが作り出すトリック作品は、身の回りの身近なものを使って陰影を表現するものが多い。
頭の中で完成図を描き、気の遠くなる作業を繰り返し
一つの作品を完成させると、そこには温かみのある
陰影のマジックが浮かび上がる (-^□^-)
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