翕 然(胡麻柴の布袋号景虎と+α)

翕 然(胡麻柴の布袋号景虎と+α)

主に8割が我が家の柴犬・景虎の事について。残る2割は何気ない日常のあれこれ。更新は基本的にスローペースで、のらりくらりやってます(•∀•)

  

さて、これはつい先日の話になりますが、私は住んでいる地域の区役所へ行って広域交付制度を使い、遠方の戸籍を取り寄せてもらいましたメール


当初の予定としては枝幸町にある父方曾祖母の養父の戸籍と秋田県で入手できなかった父方祖父の両親の戸籍から先(遡れるところまで)を取り寄せるつもりだったのですが、「どうせなら母方の御先祖様達の戸籍も取り寄せてみようひらめき電球」と急遽思い立ちまして、母方の御先祖様達の戸籍もこの機会に広域交付で取り寄せてみる事にしました



母方の御先祖様なのですが、


・母方の祖父の家系は富山県東砺波郡中田町(今の高岡市)  ※家紋は三つ星に一の字(別名:渡邊星)

・母方の祖母の家系は祖母の父親側が愛知県西春日井郡小木村(今の小牧市)  ※家紋は揚羽蝶

・祖母の母親側が富山県氷見郡仏生寺(今の氷見市仏生寺)


……からそれぞれ来ていましたニコニコ


とりあえず母方の方は北海道に来てからの御先祖様達(曾祖父母と高祖父母)は全て判明しているので、そこから先が分かれば良いなという期待を抱いての申請です鉛筆



区役所に行くと従来の戸籍申請用紙とは別に【広域交付用】の戸籍申請用紙があるので、それに申請したい人を記入して提出します

記入するのは良いのですが、母方の祖母側の御先祖様が多過ぎて記入用紙がこの時点で6枚になってしまい「これ以上増やしたら職員さんが大変なのでは…」と思って母方の祖父側の申請はやめて、母方の祖母側と父方の祖父側+枝幸町への申請の合計8枚にする事にしました

……8枚でも結構な枚数ではありますがガーン



整理券を取り、その番号が呼ばれて窓口へ行き、まずはここで【取り寄せたい戸籍(御先祖様達)と請求者(私)の関係】を聞かれて1からの説明です。勿論、本人確認をするための書類も必要になります

御先祖様達との関係性については私自身が直系血族である事を証明するために私が持っている全ての御先祖様の戸籍を持って行きました。もう、ここまでくると私はTHE 歩く個人情報!と名乗った方がいいかもしれません(笑)


そうして1人1人とどういう関係性なのかを窓口の人に話し終わった後に担当者が別の人に変わり、再び同じ説明(御先祖様達との関係性)を1からやらなければいけないという謎の工程を挟まれました

(↑実はこの謎の工程が後からこの区役所の評価について地味に重要になってきます)

この時は「請求枚数が多い上に請求先も枝幸町と秋田県と富山県と愛知県でバラバラで職員さんも大変だからこれは仕方ないか〜」と思っていたので再びここでも同じ説明を1から行い、結果として窓口で請求手続きをするのに1時間30分かかりました

さすがにこれらの物を1日で取り寄せるのは無理なので、全ての戸籍が揃い次第、連絡をくれるとの事でした


そして2週間後、全ての戸籍が揃ったという連絡を頂いたので受け取りに行った訳なのですが…




にっこり「2通で1500円になります」


私「………うーん



えっ??凝視



私「すみません…他にお願いしていた分は…」


にっこり「問い合わせしましたら、廃棄されているとの事でした」



すみませんがまずはそういう大事な事を先に言ってくれませんか?凝視



結果だけで「2通ですにっこり」って言われても何がどうして2通なのかこっちが困惑するわ!


そしてさらにまさかの事態です。秋田県にある父方の祖父の両親の家系の戸籍を取り寄せたはずなのですが、何故か祖父の両親の戸籍しか入手できませんでした



私「あの…ここから遡った曾祖父母から先の戸籍は……」


にっこり「再び申請用紙に記入して申し込んでいただく形になります」



私は遡った全ての戸籍が欲しいと何度も説明したはずなんですが



実際に広域交付を利用した人の感想などを見ると「区役所で遡れるところまでいけた!」や「出せるところまで全て出してもらえた!」とあったのですが……な、なんで?無気力

ちなみに父方の祖父の両親の戸籍についても「これから先は廃棄されてました」などという説明は全くありませんでした。なので遡った戸籍は存在していると思いたいです

まぁ、見ての通りこちらから聞かなければ結果しか伝えない職員さんだったので単に私に伝達してなかっただけかもしれませんがえー?


私は「御先祖様が住んでいた土地をこの目で見たい!」という考えから直接その地に行く事を選択していますが、本音を言えばこういう事があるから私は直に本籍地に行って自分で対応して戸籍を入手したいんですよ。マジ何なんだよこのミスは!!



それに対して由利本荘市で対応してくれた職員さんは本当に親切できめ細やかでした。結果だけではなくて「何がどうしてこの結果(戸籍)なのか」もきちんと説明してくれましたし。札幌市の区役所の残念さがより際立ちますわ

忙しい中でわざわざやって頂いて文句は言いたくないという気持ちは山々なんですけど…すみませんがどうしても地方の市役所や町役場の職員さんと比べてしまいます。結果これだしネガティブ



というわけで、今回請求した8通の戸籍の中で実際に受け取る事ができたのは枝幸町にあった父方の曾祖母の養父の戸籍と秋田県にある父方の祖父の両親の戸籍の2通のみでした…

今回、試しに広域交付制度を使ってみた訳ですが、このようなとても残念な結果になってしまったので何だかなぁ…という感じですもやもや

きっと役所でも当たり外れがあるんだと思います。だって由利本荘市の市役所は…!(以下略)


ちなみに私が住んでいる地域の区役所は「職員によって言う事が違うし長時間待たされる。他の役所はそんな事はない」みたいな事を某MAPの口コミで書かれていたので外れの部類だったんだろうなぁ〜…

職員さんの事は悪く言いたくないけど、今思えば戸籍の請求時に担当者が変わった際に同じ説明を再び1からさせられた時点でそういう事だったのかもしれませんね。前にした説明の事を全く引き継げていないという事ですしプンプン



そんな広域交付制度でのガッカリ体験でした。多分、私のような体験をする人は少数派だと思います。というか少数派だと思いたい!!

  


  

今日は毎年恒例の景虎の健康診断(血液検査タイプ)の日でした 病院



11歳の景虎が11月11日の午前11時に健康診断をするという、全てがゾロ目で揃う日になりました



意図していた訳ではないのですが、予約する際に10月に希望していた日にちが空いてなかった&こちらも空いている日にちがあまりないという事でたまたまタイミングの合う日に予約を入れたらこうなりました。しかも時間も11時ポーン

こんなにゾロ目が揃う日なんてある!?えええっ!?と、予約した後に気付きましたニヤニヤ



  

  

緊張と不安と威嚇(笑)で無事に健康診断を終えた景虎の今の様子はこのようになっております。精神的にも結構疲れた事でしょうチーン

健康診断の結果は大体約2週間くらいで自宅に届くので今年も異常なしである事を願いつつ、結果を待ちたいと思います

  


  

由利本荘市にて市役所の職員さんに古い戸籍探しをお願いしている間の私は一体何をしていたかと言うと、お隣の本荘公園に行ったり由利本荘市内を歩き回ったりしていました走る人

  

  

本荘公園の正面側の門のところにある説明文ですメモ

  

  

こちらは公園の案内図。とても大きな公園のようですびっくり

  

  

公園内では芝生で散歩していたカラスを撮影し、

  

  

敷地内に生えていた竹を見て「おぉ〜!キラキラ」と感動し(北海道ではこんな感じで竹が生えている事はないので)、

  

  

公園から出て公園周りのお堀の写真を嬉々として撮り、

  

  

お堀の中に鯉がいるのを見つけてしばらく眺め、

  

  

その最中に何かの物語を表しているような絵が描かれたタイルを発見し、

  

  

他には何かないかと思って探していたら、城の一部の形を模した電話ボックスを見つけたのでそれを見て目を輝かせていましたキラキラ


北海道は開拓されてからの歴史が浅いせいか、このように昔ながらの城や城跡というものは無いに等しいです。一応、函館から更に離れた場所に松前藩があった関係で松前城はありますが、正直言って気軽に行ける立地の場所ではないですしそれしかありません

  

  

なのでこのように昔から続いていた城やその跡地を活用している場所がとても新鮮で見ていてすごく楽しかったですニコ

  

  

本荘公園から歩いて数分のところに文化交流館があり、その中に図書館があったのでそこで時間を潰す事も考えたのですが「戸籍が揃ったら連絡をくれるとの事だったし、連絡をくれた時に図書館の中で喋る事になってしまうからそれはちょっとな〜」と思ったので図書館で時間を潰す事はやめてただただ由利本荘市内を歩き回る事に専念しました2時間くらいは歩いてました真顔


その結果、由利本荘市内を歩き回った事でこの日の万歩計の歩数が1万歩を超えてました。さすがにこれはびっくりポーン


  

  

駅から撮影した由利本荘市の様子です。そしてこの写真を見て「DCM(旧名:ホーマック)あったのか!」と今になって気付いた私ですが、市役所とは反対方向にあるのでどちらにせよDCMに行くのは厳しかったと思います

  

  

これは秋田市へ向かう方面の様子を撮影したものです。ワンマン電車で秋田方面へ向かう場合の次の駅は羽後岩谷になります(羽後本荘から6分)

  

  

汽車はこのような感じで基本的に1時間に1本の運行です。特急いなほ号が1日に2本走っていますが、他はワンマン電車となっています

しかしよく見たら「折渡」と「桂根」と「女鹿」はほとんど通過されているので、これらの地域に住んでいる人は大変だなと思います驚き


羽後本荘駅ではワンマン電車の他に由利高原鉄道の電車も走っているのですが、その時刻表を見つけられずに終わってしまいました。羽後本荘駅が始発なので駅のどこかには時刻表があると思うのですが…




こうして戸籍を探して頂いている間の待ち時間にあちこちに行ってましたランニング

それにしても今現在の全国各地での熊の出没の多さや被害の事を考えると私が秋田県に行った時期はこの時(9月中旬)で正解だったかもしれません…

そして何より岩城亀田へ行くために「羽後亀田駅で降りて亀田大町まで(40分くらいだから)歩いて行くわ!」という無謀な事をしなくて本当によかったなと……

むしろ今はバス停でバスを待っている時間すら危ない可能性もありますよね。市街地を歩いているだけで普通に襲われますしネガティブ


事態が落ち着く事を願うばかりですくま

  


  

さて、御先祖様探し in 秋田県の3日目。この日は北海道に帰る日でもあります


時刻は朝8時。実はこの時、「市役所に行って曾祖父母の戸籍だけでも…」という気持ちと「いやいや、もう潔く諦めて8時39分発の特急つがる(青森行き)に乗って帰ろうか…」の気持ちで密かに迷っていましたもやもや


だけどせっかくここまで来たんだし変に後ろ髪を引かれて帰ってしまうよりは思いきって市役所まで行ってやってみよう、もしかすると約1時間くらいで戸籍が出てくるかもしれない!と考えて秋田市役所へDASH!

必要事項を記入して曾祖父母の戸籍取得をお願いしたところ……



戸籍を探すのに3時間かかると言われました



ええええええっ!?曾祖父母の戸籍だけなのに!?ポーン

だって夕張に行った時と母方の曾祖父母〜高祖父母の戸籍は20分もかからずに(以下略)

そしてその場でおすすめされる広域交付制度…。すいません…その制度はすでに存じております…真顔


というわけで父方の祖父の家系の戸籍は諦めて帰ってきました。枝幸にあると思われる曾祖母の養父の家系の戸籍を広域交付で取る時に一緒にお願いする事にしました…

ちなみに今回戸籍を取ろうとしていた曾祖父母が住んでいた場所は秋田県河辺郡川添村平澤の地域で、今の雄和地区でした。秋田空港がある場所一帯ですね飛行機



結果として秋田県に直に行って得られた物は、


・父方の祖母の家系の戸籍

・父方の曾祖母が養子縁組した相手の情報

・父方の祖母の家系の特徴(養子縁組が多い)


……という事でした。しかしこれだけでも十分に大きな成果です。曾祖母の養父母が伯母夫婦だという事が分かった訳ですからねひらめき



今回、私が取得できた一番古い戸籍が父方祖母の曾祖父母の物(弘化3年生まれ)でしたが、そこから先の戸籍は明治5年式戸籍(別名:壬申戸籍)と言って国によって厳重に管理されているため、廃棄されていない場合でも我等一般人はその戸籍を取得する事はできないそうです

明治以前の賎民の身分も一緒に記載されてしまっているのが理由の1つとの事でした


だからなのか、祖母の曾祖父母達の戸籍には共通して【明治5年以前當村】との記載がありました。それ以前の情報(出生届を受理された日やその届出人、女性側なら夫に入籍した日にちなど)は、ごっそり省かれていました


また、昔は先祖代々を祀っているお寺さんに行けば過去帳を見せてもらえたのでそこから更に御先祖様を辿る事ができたらしいのですが、今は例え願い出たのが子孫などの血縁者であっても個人情報の問題から見せてもらえないとの話も聞きました

なので先祖代々から自分達の系譜が書かれた家系図を持っている人でない限り、御先祖様の始まりがどこなのかを知る事はほぼ不可能な状態でしょう。ましてや御先祖様が普通の人(農民や商人などの平民)なら尚更かもしれません


もう某公共放送局のファミリーヒストリーに一般人部門でお願いしたいくらいです。それでも厳しいかな?




御先祖様探しの旅の最中、秋田県ではあちこちで秋田犬が描かれた物を目にしました犬

  

  

秋田県の有名な物を描いたコインロッカーカギ

秋田犬はもちろん、なまはげ、右には新幹線のこまち号が描かれています新幹線前

  

  

秋田駅の改札前には大きな秋田犬のぬいぐるみが!

か、かわいい〜ニコニコ

お手を触れないでくださいとありますが、お手を触れたくなるかわいさですおねがい

  

  

こちら、由利本荘駅で見た由利高原鉄道の電車に描かれたロゴです犬

そしてこのシルエットを見て景虎を思い出す飼い主。か、景虎〜えーん(ホームシックならぬ景虎シックになる飼い主(笑)

  

  

帰りは新幹線で盛岡を経由して北海道に戻って来ましたが、秋田駅での新幹線の切符の券売機の場所が分かりづらくて半分キレ散らかしてましたムキー

由利本荘市に行く際、特急いなほ号の乗車券を購入する選択肢が自由席しかなかったので「…おや?えー?」と思っていましたが指定席の購入する券売機ここかよ!!(みどりの窓口の中の券売機)


そのおかげで在来線の券売機で座席未指定券という、場合によっては昨今で話題になっている外国人観光客による新幹線の座席問題を引き起こしそうな切符を買ってしまい、物の見事にそうなってしまうという散々な目に遭いました

(※座席未指定券とは好きな席に座ってもいいけど、その座席を購入している人が来たら退けてくださいという制度の切符です)


私は外国人観光客側の立場でした。席に座っていたら次の駅で席の主が来て「えっ…」となるあの微妙な空気…真顔


なんかもう面倒くさいので途中から盛岡までずっと立って乗ってました。なんでハラハラしながら席に座らんといかんねん!冗談抜きで座席未指定券制度廃止してくれませんかね!?

というか秋田駅の新幹線や指定席購入の券売機がみどりの窓口の見えにくい場所にあるのは分かりづらいよ!あれは初見殺しだわムカムカ

  

  

そんな感じで盛岡駅に到着。ここで東北新幹線に乗り換えます新幹線

買っていた切符は盛岡までだったので、ここで新函館北斗駅までの新幹線の切符と自宅最寄り駅までの料金込みの特急券の切符を購入しましたお札


切符を購入する際、「秋田駅の券売機の件でキレ散らかしてしまったけれど、私が知らないだけで盛岡駅も同じ作りの構造(表側の目につく場所に在来線の券売機しかないタイプ)かもしれない」と思って券売機を探したところ……



すぐに見つかりました… 目



秋田駅さぁ〜ムカムカ

あのみどりの窓口のレイアウト担当したの誰だよムカムカ

  

  

券売機の件を思い出してプリプリムキーッしつつ、私が乗る14時37分発の新函館北斗行きの新幹線の時間まで約1時間ほどあったので盛岡駅構内の待合室でスマホの充電をしたり、それぞれの売店を見て回ったりして時間を潰していました


本当は13時台の新幹線もありましたが、新函館北斗駅で乗り継ぎたかった札幌行きの特急北斗がこの日は何故か満席だったのでその特急を1本後にずらした結果、乗り継ぐ時間も含めてこの時間帯の新幹線になりましたうーん

  

  

14時37分発の新幹線に定刻通りに乗り込み、私が体験したような座席トラブルも有り難い事に全く無く、そのまま順調に進むこと約2時間。北海道に無事到着ですぼけー

ここから16時58分発の特急北斗に乗って札幌まで行き、景虎の待つ自宅へと帰りました(21時15分に自宅に到着)



日数が2泊3日と短い期間だったので行きも帰りも何だかバタついてしまいましたが、飛行機を使わなくても移動はできるキラキラという事を実感して小さな達成感を得る事ができたので個人的には楽しい旅でしたニコニコ

ただ、この移動の仕方は移動している間のゆったりとした時間を楽しめる人じゃないと厳しいかもしれませんね


こうして父方の祖母の家系の戸籍と共に秋田県から帰ってきた私ですが、今度は最寄りの区役所に行って広域交付をして今回取れなかった戸籍を取り寄せる作業をしなくてはなりません。ゆっくりしている暇がないチーン

広域交付のやり方を知るという点でも1つ勉強になるだろうし、やってみるか〜の精神でとりあえずやってみます。何か新しい事が分かると良いのですが…