僕の記憶が確かならば、前回の台風以降はまともに風が吹いていません。
天気が良く、のんびりとした東風の日々です。
今後の一週間を見てみても風の兆候は見つけられません。
レッスンにはぴったりの感じの風ではあるので、その点では有り難いですが。
子供の頃、9月と言う月がとても嫌いでした。
夏休みという一年で最大のイベントが終わり、大自然で遊ぶと言う前提がなくなると、暑さと言う物が途端に恨めしくなるのです。教室で居眠りなどしていて、全身にじっとりと汗をかいて目を覚ましたときなど、思わず『チッ』等と舌うちが出たりした物です。
しかし何時頃からなのか、ただ流れ過ぎるだけだったこの季節に対して、特にいらだつでもなく、たおやかな心持ちで相対する事が出来る様になりました。
それは恐らく、季節は(他の何事に於いても)移ろい行くからこそ美しい、ということに気がついたからかも知れません。 そんな目線で季節の移り変わりと言う物を眺めていると、この9月と言う月が、まるで何か肩書きでも得たかの様に、誇らしげにすら見えてくるから不思議です!







