別の視点で見よ!

 

1)「新聞記者の文章術」(朝日20230926)

 

■これは連載で、この日の見出しはこうでした。

 

「複眼で見よ そして、熟考と推敲を」

 

 一言でまとめると、次のセンテンスにつきます。

 

 どうしても捜査機関目線になりがちな刑事事件を、逮捕・起訴された側から描く。水俣病の問題を、それとは無縁そうな財務省主計局の思想から考える。学校やロックを経営の視点から分析する。伝統的な切り口とは異なる視点で臨むと、それまでにない記事が生まれる。

 

 そして、最後にこう結ばれています。

 

 複眼で見よ。多用な情報をもとにすると、異なる考えや複雑な要素が存在するこおTに気づき、熟考と推敲を要する。手間のかかる多角的な取材を経た記事には、こくがある。だしのうまみが増すのと似ている。

 

2)授業も同様!!

 

■教科書のみで授業する人が多すぎます。ロイロノートで授業する人が多すぎます。

 

 やはり、多用な情報、例えば書籍、例えば新聞、あるいは画像一枚の連続投影ではなく、アニメの入ったプレゼン、こんなものを利用していかないと、授業は一過性で終わってしまうと思います。

 

 手軽になった分、薄い授業が増えているという危機感を持っています。

 

 やっぱり、最後、キーを握るのは「教材」です。

 

 はじめに、教材ありき!!です。

 

■もっと、多角的に授業しましょう。教科書のみ、タブレット(チョークに代わる?)のみでは、話にならないと思っている昨今です。