卵と鶏みたいに、山火事と温暖化はどちらが先?

 

1)朝日新聞(20230917)「山火事被害 20年で倍」

 

■記事によると、年800万ヘクタールの森林が焼失しているのだそうで、東京都の約40倍の面積にあたるそうです。日本では、そこまで感じないのですが、それは雨が多いのと関係しているのだとか。

 

 世界的な原因としては、高温と乾燥した気候だと自然鎮火しにくいそうで、燃え広がりやすくなっているとのことです。

 

 

2)「山火事 CО₂排出のツケ」

 

■この小見出しが述べるように、結局は地球温暖化のツケがまわってきているということです。つまり、自業自得、因果応報ということでしょうか。

 

 悪循環が進んでいるというのです。

 

・高温で乾燥した空気が火を大きくする

・山火事が大きく、長く燃える

・森林がためたCО₂が大量に排出される

・増えたCО₂が温暖化を深刻化させる

 

 

3)結局、修正資本主義しかないのでは?

 

■需要と供給の「神の手」に任せていたら、それは「神の手」ではなくして、「強欲な」「人の手」によるものになっていると、私は思います。

 

 つまり、「足るを知る」、少欲知足の生活こそが、地球の寿命、ひいては、人類の寿命を伸ばす根本策ではないでしょうか。