やっぱり新聞はためになる!!
■新聞記事を読むと、知識が広がりますよね。つい先日は、こんな記事を読んで、膝を叩いたことでした。
朝日(20230822)の「やっぱり京都ぎらい」という記事です。
記事中に、こんな下りがあります。
「例えば、『立ち小便』という言葉は、女性の小便をもさしていました。戦前まで、公衆便所は少なからず男女共用で、男は壁に向かい、女は壁を背に立って、一緒におしっこをしていました。フーテンの寅さんが口にする『粋な姉ちゃん 立ち小便』は現実の光景をさしていたんです。肥料としての値打ちを下げないため、そうして大便とまざらない小便を採っていた。」
この下りを読んだ時、私も小さい頃、近くのおばあさんが溝に背を向けて立ち小便をしていたのを思い出します。丸見えにはなりません。昔の人は、長い着物(日常着)を来ていましたので、それを膝上位までめくってやっておられました。
私ら子どもは見て見ぬふりをして通り去ったものです。うちの母もやっておりました。若かっただろうに、もちろん外ではなく、男子トイレ(我が家の)でですがね。
まさしく、風俗というか、民俗学という感じですね。
古き昔のいい時代といえばいいでしょうか。
■さらには、山奥の温泉地では、共同風呂があって、そこは男女関係なく入っていましたよね。都会では、当然だめですよね。よき時代といえば聞こえはいいのですがね。