牛の一生
■乳牛のオスとして生まれたら!
乳牛の出産に関して、メス牛は育てられるが、オスとして生まれた場合には即、肉として売り叩かれるというのは知っていました。
まあ、そのメス牛も高齢化して、産まなくなると、最後は肉のミンチになったりするということを知ってはいました。
そんな中、朝日(20230821)の「価値ない牛、おいで」という記事に驚きました。
冒頭にこんな文章があります。
「子牛を産まなくなった母牛やミルクが出ない雄のジャージ牛など、市場では『価値がない』と評価されがちな牛ばかりを育てる牧場が九州の山あいにある。こうした牛は飼育されずに処分されることもあるなか、販売価格は高級和牛とほぼ同じ水準に設定。『牛の幸せ』を考えるという牧場主の思いに、賛同する声も広がっている」
■なぜ、それが可能なのか、安い価格で牛を買い、耕作放棄地で自然放牧をしているということがあるようです。
それ以上に、牛たちがその牧場主の気持ちに恩返しをしているのではないのかと、勝手ながら感じた次第でした。
素晴らしい取り組みですよね。