焼き畑はいいの、悪いの?

 

1)朝日(20230819)「五木の焼き畑 復活ののろし」

 

 記事にもあるのですが、焼き畑は地球温暖化の原因の一つと悪者扱いなのですが、五木のように、小規模だと悪者でもないということらしいです。

 

 これは阿蘇でもそうですが、野焼きをすることで、森林化を防ぎ、やいた灰が肥料となって、農業が可能となるわけです。

 

 焼き畑もこの原理ですね。でも、当然、二酸化炭素が出るし、木材が含有していたそれを空気中に放出してしまう結果になりますよね。

 

 

2)記事には答えがない!

 

 どんな点がいいのか、期待して読んだのですが、答えはありませんでした。まるで、詐欺?みたいな記事でした!

 

 多分、「森林荒廃」を防ぐということでしょうか。しかし、これは自然の摂理に任せたほうがいいような気がするのですがね。

 

 結局、人間が生活していく中では、農業やむを得ずというのが基礎としてあるという前提に立てば、ある程度は仕方がないということになりますよね。

 

 だって、平野もそうですよね。ほったらかしておいたら、草原にしかならないわけですからね。

 

 

3)五木で焼き畑の復活の兆し

 

 これが今回のテーマでした。3毛作で回すというわけです。いいことですよね。連作障害をなくすことができます。

 

 ブランド化にもつながりますよね。森林の適切な管理にも繋がりますよね。

 

 昭和の初期までは、これが日本全国で普通だったわけですからね。

 

 私も小学校時代の社会科の教科書には、この焼き畑が載っていました。しかし、今や皆無、むしろ、自然破壊の象徴となっているような気がしますね。

 

 現に、マレーシアに行った時、インドネシアからやってくる煙で街が曇っていたことを思い出します。大規模焼き畑です。