「大津波の被害 生々しく」(熊本日日新聞)
1)新資料が見つかる!(20230517)
■1792年4月1日に起きたこの災害、甚大な被害をもたらしたのですが、その新しい資料が見つかったというのです。
八代の松井家文書から、熊大の准教授が生々しい記録を発見したというのです。
今まで、発見されなかったのはなぜなのでしょうか。私はこちらが不思議でした。
■それによると、
千金甲村や潟村では津波で全戸が流失し、小島町の各寺には多くの死体が集められていた。
高橋町の役人が語った被害状況には、「昨夕満潮の頃より、西の方角から雷鳴のような音が鳴り続け、火事だという騒ぎ声に驚いて出たところ、門前の坪井川の水かさが異常に増していた」と、生々しい記述がある。
荒波を見た小島町の役人が高齢者や子どもは早く避難するよう各家に触れ回ったことや、高台の恩坊(御坊)山に約200人の女性や子どもが避難したことも伝えている。
■素晴らしい第1級の資料ですよね。小島小学校の正門に石碑があるわけですよね。
2)温故知新
■「古きを訪ねて新しきを知る」ですよね。
災害に備えましょう。